Photo by  Luisa Ferreira

“Picnic in the Cemetery” Photo by Luisa Ferreira

Photo by Todot Design

“Mr. Shi and His Lover” Photo by Todot Design

A『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』 / B『時氏と、その愛人』

Point View Art / Creative Links

The CAVE
横浜市中区伊勢佐木町1-3-1 伊勢ビル地下1階(地図で見る)
2.11 SatA 21:00 / B 18:30
2.12 SunA 18:30 / B 20:30
2.13 MonA 21:00 / B 18:30
2.14 TueA 21:00 / B 18:30
2.15 WedA 21:00 / B 18:30
上演時間Run timeA: 60 min / B: 75 min
前売・当日A・B共に¥2,000

• 特典を受けるには、TPAM参加登録が必要です。

• 参加登録後にご案内するTPAMマイページからお申し込みください。

• ご予約枠には公演ごとに上限があります。

• 公演当日、会場に予約シートをお持ちください。予約シートを受け取る前の公演の場合はお名前を受付にてお伝えください。

英語(日本語字幕あり)

A『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』

『墓所事事~Picnic in the Cemetery~』では、不吉さと陽気さが背中合わせになっている。全ての人を待ち受ける死という宿命を認容しながらも、人間が人生において強いられる数々の選択について気ままに問いかけてくる。観客に思案を促す作品だが、その思案の対象は死よりも生なのだ。作品の核を成しているのは、バイオリン・チェロ・ピアノのために書き上げられたオリジナルの室内楽だ。音楽として楽しむこともできるが、コンサート・インスタレーション・演劇作品・映像体験の融合体であることが、今作の醍醐味だ。これぞ、現代のミュージック・シアター。

B『時氏と、その愛人』

1986年、あるフランス人外交官がスパイ罪で懲役6年の実刑判決を受けた。彼は60年代に中国で京劇スターの「時氏」と情事を持ったのをきっかけに、以降長年にわたって中国側に情報を提供していたのだ。だが外交官は、20年間ずっと「氏」が女性であると思っていたと明かす・・・。 『時氏と、その愛人』は、この未だ謎に包まれる事件の主要人物の心のうちを想像し、政界を揺るがすスパイ・スキャンダルを引き起こした情事に照明を当てる作品だ。多彩なタッチを擁するサウンドトラックは、オペラ、ミュージカル、そして東西両洋の一昔前のポップ音楽など、幅広い要素を取り入れている。

Folga Gaang Project

マカオの非営利芸術団体「Point View Art」により設立。「Folga」とはポルトガル語で「休みの日」を意味する言葉だが、マカオ特有のスラングでは「Folga gaang」というと、休みの日に保安局のスタッフに課されるシフトを指す。現在カナダに拠点を置くNjo Kong Kieが、今なお「休みの日」はマカオで様々な共同創作プロジェクトに励んでいるのが、Folga Gaang Projectのこの冗談めいた名前の所以だ。

Point View Art Association

Macau Experimental Theatre

マカオに拠点を置く非営利劇団。マカオ芸術祭で上演された『又一好人』(第23回)や『金龍』(第24回)など、設立以来30作以上の演劇作品を手がけ、2013年以降は毎年、劇団所有の劇場で公演シーズンを開催している。近頃は新人作品やミュージック・シアターに取り組み、『ギター男』や『時氏と、その愛人』 などを創作・公演している。豊富な演劇経験の生む作品は、演劇業界において好評を博しており、中国、香港、マカオ、台湾などの舞台評論家から高評価を得ている。

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