- 2.18 Sat19:00
- 2.19 Sun17:30
- 上演時間Run Time60 min
- *未就学児童入場不可。*Preschool children are not admitted.
- プロフェッショナル¥1,000
- オーディエンス¥2,500
- オーディエンス(18歳以下)¥0
ジャイロロの5人の若い女性たちが、東インドネシアの辺境のコミュニティに声を与える。ゆっくりとした、リズミックな動きのパターンが、抵抗や対立を通してではなく、空間を彫り起こすようにして、力強さのイメージを形成してゆく — 課される無数の役割の中に地元の若い女性たちが拓く、個的なるものの空間、潜在力と創造力の空間。
東インドネシアの離島ジャイロロで、観光フェスティバルのために地元の若者350人との作業を通して創作された『Cry Jailolo』(2014)の国際的成功は、エコ・スプリヤントとコミュニティとの信頼関係の深化につながり、地元の若いノン・プロフェッショナルな女性ダンサーたちとの次回作『BALABALA』へと発展した。この作品を通して、この5人の女性たちは、彼女らの歴史、社会、動きのボキャブラリーのレイヤーを再検証していく。通常は男性によって踊られる西ハルマヘラの戦いの踊り「チャカレレ」や北マルクの「ソヤソヤ」を基に、彼女らは戦いの準備を自らの身体に施してゆく。それはトベロの女性たちがチャカレレを踊っていた1960年代を想起させ、世代をつなぎ、東インドネシアで女性が占める空間性を新たに確立する。
アーティスト・トーク4 + 映像上映:エコ・スプリヤント × 齋藤啓
- Artistic Director / Choreographer: Eko Supriyanto
- Dancers: Yimna Meylia Meylan Runggamusi, Siti Sadia Akil Djalil, Yezyuruni Forinti, Mega Istiqama Arman Dano Saleh, Dian Novita Lifu
- Composer: Nyak Ina Raseuki
- Lighting and Stage Design: Iskandar K. Loedin
- Creative Presence: Arco Renz
- Costume Designer: Oscar Lawalata and Erika Dian
- Rehearsal Director: Kamran Akil Djalil
- Manager: Isa Natadiningrat
- Producer: Jala Adolphus
- Production: EkosDance Company
- Co-produced by Kommunitas Salihara, AsiaTOPA – Arts Centre Melbourne, deSingel Internationale Kunstcampus, TPAM – Performing Arts Meeting in Yokohama 2017 Executive Committee, Sydney Festival, Mousonturm, Fabrik Potsdam, National Performing Arts Center – National Theater & Concert Hall, Taiwan
- Supported by Bupati and Pemerintah Daerah Kabupaten Halmahera Barat – Maluku Utara, Indonesia; Dinas Pariwisata Halmahera Barat – Maluku Utara, Indonesia
エコ・スプリヤント
エコスダンス・カンパニーの設立者/芸術監督。インドネシアで彼の世代を代表するダンサー/振付家。自身の作品の他、商業的プロダクションやダンスリサーチのプロジェクトまで活動は幅広い。近年の代表作『Cry Jailolo』は絶賛され、ヨーロッパ、日本、オーストラリア、シンガポールをツアーした。それに関連して、『The Future of Dance is Under Water』と題してサイレント・ツーリズムとパフォーマンス・リサーチの活動を行なっている。