英語・日本語(同時通訳あり)
今年のTPAMディレクションでアジア圏からディレクターを務めるタン・フクエン(シンガポール/バンコク)とコ・ジュヨン(ソウル)によるトーク。それぞれのディレクションのコンセプトや作品の見どころ、同時代の舞台芸術に関する課題などについて語ります。
スピーカー
タン・フクエン(ドラマトゥルク/キュレーター/プロデューサー)
コンテンポラリーの舞台芸術および美術の分野で活躍するインディペンデントのカルチュラル・ワーカー。バンコクを拠点に アジアおよびヨーロッパで多くのプロジェクトを手がけている。第53回ヴェネツィア・ビエンナーレでシンガポール館の単独キュレーターを務めたほか、シンガポール・アーツ・フェスティバル、インドネシア・ダンス・フェスティバル、イン・トランジット ・フェスティバル(ベルリン)、バンコク・フリンジ・フェスティバル、コロンボ・ダンス・プラットホーム(スリランカ)などでも仕事をしている。
コ・ジュヨン(インディペンデント・舞台芸術プロデューサー)
1999年からソウルフリンジフェスティバルなどいくつかの舞台芸術フェスティバル事務局を経て、2006年からコリア・アーツ マネジメント・サービスで勤め、2012年退職後から舞台芸術のインディペンデントプロデューサーとして韓国や日本のアーティストの作品制作に携わっている。
モデレーター
羽鳥嘉郎(TPAMアシスタント・ディレクター)
1989年ブリュッセル生まれ。演出家、けのび代表、「使えるプログラム」ディレクター(京都国際舞台芸術祭KYOTO EXPERIMENT、2013、2014)。ワークショップ《自治》では広義の演出と言える「心がけ」や「教え」を制作し、《おかず石》では石をおかずにご飯を食べる。2012年「演出集 しかしグッズ」刊行。
Photo: Satoshi Nishizawa