《連続セッション:アジアにおけるコプロダクション》 セッションⅡ:日本からの視点〜日本の公立劇場における国際共同製作の可能性について
- 2.8 Mon13:00-15:00
- プロフェッショナル無料
- オーディエンス¥500
※予約不要
日英同時通訳あり
「劇場、音楽堂等連絡協議会」は、地域の拠点となる公立の劇場や音楽堂等約50館からなる全国的なネットワーク組織です。「劇場法」制定以降の公立劇場の現状やネットワークを活用した共同制作/共同招聘、それに対する助成金の状況等について、最近の事例である国内共同制作『フィガロの結婚』(オペラ)、日独共同制作『SOMAプロジェクト』(ダンス)、日シンガポール共同制作『三代目、りちゃあど』(演劇)をもとに紹介します。
スピーカー
中村よしき(東京芸術劇場 音楽企画制作)
東京芸術劇場 音楽企画制作。2002年から東京文化会館で様々なコンサートのプロデュースを行い、当時の館長、故・三善 晃氏から多大な薫陶を受ける。現在、東京芸術劇場勤務。読響との事業提携、オペラ制作を開始させると共に様々な公演を多数プロデュース。全国10都市14公演の共同制作オペラ『フィガロの結婚』の共同制作プロデューサーを務めた。
岸本匡史(あうるすぽっと 企画制作)
1991年より劇団一跡二跳にて制作を担当。公演、国内ツアーを中心に2008年解散まで手がける。その後プロデュース団体の制作を経て、2012年より豊島区立の劇場「あうるすぽっと」に就任、企画制作を行う。近年はピナ・バウシュ舞踊団出身者と日本のアーティストによる国際共同制作『SOMAプロジェクト』などのプロデュースを務めた。
高萩宏(東京芸術劇場 副館長)
1953年生まれ。東京大学文学部卒業。劇団夢の遊眠社創立メンバー。パナソニック・グローブ座支配人、世田谷パブリックシアター制作部長を経て、2008年4月より現職。多摩美術大学客員教授。2007年より2012年まで、文化庁文化審議会文化政策部会委員。著作『僕と演劇と夢の遊眠社』日本経済新聞出版社。