インターナショナル・ショーケース back
クロージング・ショーケース
Different Music(s) / Tokyo Next Texture
15日[木]17:30〜19:30 / 東京国際フォーラム ホールB7-1
ディレクター:大谷能生[批評家・音楽家]
この日、舞台でパフォーマンスを行なうのは、テクノロジーと想像力を高いレヴェルで結び付けることによって、既存のバンド・ミュージックから大きく逸脱した特異なフォームを得ることになったミュージシャンたちである。音楽というアートが湛えることの出来る現在最良のフィロソフィー/ファンタジーを経験して頂きたい。
シム sim/シム
2004年1月結成。音と音の関係(すきま、ずれ、ゆらぎ等)をキーワードにギタリスト大島輝之の呼びかけで結成。緊密な作曲によるバンド・アンサンブルの新天地を見つめつつ、ライヴでは独特な音圧と個々の演奏のダイナミズムが結びついたプレイを繰り広げる。1stアルバム『sim』(HEADZ/Weather)を2005年4月にリリース。
ヌー gnu/ヌー
1990年代からアルト・サックス、バス・クラリネット、チューブなどを用いて即興演奏活動を行って来た大蔵雅彦によって1997年結成。初期のアドリブ中心の演奏から現在の作曲とアンサンブルを重視したスタイルまで、音楽性とメンバーを変化させつつ作業を継続中。最新アルバムは『Suro』(cubic music)。
降神 降神/Origami
MCのなのるなもないと志人、トラックメーカーのonimasを中心としたユニット。高田馬場505スタジオから唯一無二の降神サウンドを世界に向け発信し、HIPHOPという枠にとらわれないライヴ活動で国境を越え、確実にオーディエンスの心をつかむ。2005年7月7日なのるなもないソロアルバム『melhentrips』発売。
Yoshio OOTANI ● Director : Yoshio OOTANI


1996〜2002年まで音楽批評誌『Espresso』を編集・執筆。インディペンデントな音楽シーンに深く関わる。著作として『憂鬱と官能を教えた学校』、『東京大学のアルバート・アイラー』(いずれも菊地成孔との共著)。編著書として『Improvised Music From Japan EXTRA2003』などがある。サックスおよびエレクトロニクス奏者としても活躍中。