14日[水] 19:15〜21:15 / 丸ビルホール
ディレクター:伊東篤宏[美術作家・美学校講師] |
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個人の動機とスタンスはどうあれ、いつの時も実験と冒険のリスクを恐れないアーティスト達がいる。この日登場するアーティスト達も既存の枠に納まりきれないユニークな音楽で今日を戦っている。各々唯一無二の展望を見せて、聴かせてくれる筈である。「オルタナティヴ」とは、「アヴァンギャルド」とは「ジャンル名」ではない。「戦い」である。
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ドラびでお/DoraVideo
「ドラびでお」はプログラマー伊藤隆之(Takayuki ITO)とドラマー一楽儀光(Yoshimitsu ICHIRAKU)によるユニットで、ドラムセットを巨大なビデオデッキとして使用し映像をコントロールする。2005年ARS ElectronicaのDigital Musics部門でHonorary Mention賞受賞。今年夏、ラフォーレグランバザールのCMにも起用。年末にはヨーロッパ、イギリス、アメリカでのツアーが決定している。
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恩田 晃/Aki ONDA
音楽家、写真家、文筆家。決してオーソドックスなスタイルに落ち着くことのない映像的、詩的なセンスは他に類を見ない。日記のようにカセットに録音した<記憶>を演奏する『カセット・メモリーズ』、スライド・プロジェクションされた<記憶>と即興演奏を組み合わせた『シネマージュ』などのプロジェクトが進行中。ニューヨーク在住。
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秋山徹次/Tetuzi AKIYAMA
ギターという楽器の持つ特質に、自身の欲求をミニマルかつストレートな形で加えていくことによる、原始的で即物的な意味合いを含んだ演奏を得意とする。ミクロからマクロに至る音量を、繊細に、ときには大胆にコントロールし、身体の電子化を試みる。最新ソロアルバムとして『獄門逝きの十三号線、雷舞院刀狂』(HEADZ)がある。
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Optrum/オプトラム
進 揚一郎(Yoichiro SHIN)の変則ハードコアパンク型アプローチによる Drumsと伊東篤宏(Atsuhiro ITO)の蛍光灯の発光に伴う放電ノイズをアンプリファイして出力する視覚付き自作音響装置 OPTRONにより構成される 爆音エクストリーム オプチカル ノイズコア バンド。メロディ楽器のない、目と耳に優しく無いライヴは唯一無二。
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● Director : Atsuhiro ITO
1965年生まれ。1980年代後半より美術作家として活動を始める。蛍光灯の発光に伴う放電を増幅し、出力する視覚付き音響装置(あるいは音響付き視覚装置)であるオプトロンによるサウンドパフォーマンスもおこない、さまざまなスタイルのミュージシャンやダンスパフォーマーとの共演を果たしている。2000年より本年5月まで代々木でギャラリー/フリースペース「OFF SITE」を主宰。「美学校」でサウンド/視覚表現クラスの講師も務める。
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