Courtesy of Namsan Art Center and the artist

*公演中止* 変則のファンタジー

チョン・ウニョン[ソウル]

KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
横浜市中区山下町281(地図で見る)
2.14 Tue19:00
2.15 Wed16:00
上演時間Run Time60 min
プロフェッショナル¥1,000
オーディエンス¥2,500
韓国語(日本語・英語字幕)
プロフェッショナル
予約受付近日開始

*やむを得ない事情により、この公演は中止になりました。同日同会場にてマリカ・タネジャ『Be Careful』を上演します。詳細は近日発表します。

クィアになって輝く、あのかけがえのない瞬間。『変則のファンタジー』は、ヨソン・グック(女性国劇)の亡霊を召喚して過去の栄光を再現しようとする作品ではない。ヨソン・グックは現代「唱劇」(伝統音楽に根ざした韓国オペラ、あるいは音楽劇)の一種で、出演者は全員女性。朝鮮戦争前後に非常に流行し、急速に衰退した。2000年代にあえてヨソン・グック「男優」になろうとして俗世を離れた俳優の物語を通して、この「変則の」パフォーマンスは、ジェンダーとポリティクスの、再=演と再現=表象の、記憶と情動の間を蛇行する。

チョン・ウニョン

ソウル・梨花女子大学、英国・リーズ大学にてヴィジュアル・アートとフェミニズム理論を研究。無名の個人の情動がいかに世界の事象と結びつくか、いかにそうした結びつきが抵抗、歴史、あるいは政治となっていくかに芸術的な関心を持つ。2008年より韓国のヨソン・グック(女性国劇)・プロジェクトを展開、ヨソン・グックの俳優たちのコミュニティを追い続けている。2013年に同プロジェクトでエルメス財団美術賞受賞。現在、宝塚や台湾オペラなど、アジアの他の女性演劇へとリサーチを拡張している。

チョン・ウニョン

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