- 2.13 Sat10:30-13:00
- プロフェッショナル無料
- オーディエンス¥500
※予約不要、当日のみ
日本語(同時通訳あり)
協力:SHIBAURA HOUSE
「猿の演劇論」は、鴻氏が自らの体験のなかで捉えた近現代演劇の精神史を振り返りつつ、近代的な「知」の転覆を図る実験的な講義です。
21世紀、日本の資本主義社会は崩落の道を辿り、新たなる内破(Implosion)の状態を経験しています。3.11原発事故における爆発(Explosion)は、日本の市民社会や意識に果たして変容をもたらしたのか。ここでは、チェルフィッチュ以降の日本の現代演劇の表象を「内破への視座」から読み解きます。
スピーカー
鴻 英良(演劇批評家)
1948年生まれ。専門はロシア芸術思想。ウォーカー・アート・センター・グローバル委員、国際演劇祭ラオコオン芸術監督、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター副所長を歴任。『シアターアーツ』『舞台芸術』など数々の演劇雑誌の編集長も務めた。著書に『二十世紀劇場ー歴史としての芸術と世界』(朝日新聞社、1998)など。