TPAMが昨年より取り組んでいる「アジア・フォーカス」では演劇やダンスだけでなく音楽についても取り上げることが重要だと考え、今年から音楽プログラムをスタートします。音楽プログラムのディレクターを務める恩田晃がこれまでにインドネシア各都市・ハノイ・台北にて行ってきたリサーチ活動の報告やアジア音楽の魅力について語ります。
スピーカー
恩田晃(サウンドアーティスト/キュレーター)
日本に生まれ、ニューヨーク在住。四半世紀に渡って録り溜めたフィールド・レコーディングを用いた『カセット・メモリー ズ』で知られている。キュレーターとして、吉増剛造、鈴木昭男、大友良英、堀尾寛太、山川冬樹らの北米でのツアーや展覧会を ポートランドのTBAフェスティバル、NYのザ・キッチンなどで企画してきた。
モデレーター
新井知行
1974年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同文学研究科演劇映像専修修士課程修了。坪内博士記念演劇博物館図書室での資料整理、劇団解体社スタッフ、原水爆禁止運動や非正規労働者組合運動のための映像制作などを経て国際舞台芸術交流センター勤務。2012年よりサウンド・ライブ・トーキョーのプログラムに関わる。