コ・ジュヨン ディレクション
- 2.13 Sat17:30
- 2.14 Sun16:15
- プロフェッショナル¥1,500
- オーディエンス¥2,500
プロフェッショナル(要TPAM参加登録) | オーディエンス |
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言語:韓国語(日本語・英語字幕付)
原作:キム・ミンギ
詩:ソン・ギョンドン
再創作・演出:キム・ミンジョン
照明:ユ・ウンギョン
映像:チェ・ヨンミン 、キム・イリョン
音響監督:パク・ウジン
バンド:ペク・ヨング(ドラム)、
パク・ウジン(ギター・ベースギター)、
キム・ウノク(キーボード)、チョン・へユン(ボーカル)
ビジュアル・コーディネーター:キム・ヒョナ
演出助手・音響オペレーション:イ・ジェミン
初演制作:ソウル・マージナルシアター・フェスティバル
協力:劇団ハクチョン
日本語翻訳:石川樹里
英語翻訳:チョン・ミョンジュ、ナム・ギユン
通訳・字幕オペレーション・日本コーディネーター:藤本春美
出演:
キム・ヒョナ
ハン・ウンジュ
オ・ミンジョン
チョン・ユミ
チェ・ジョンヒョン
キム・シンロク
イ・ドギョン
ウォン・チェリ
イ・ギュリ
主催:文化庁、PARC – 国際舞台芸術交流センター、
国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2016 実行委員会
韓国の70年代を象徴するフォークミュージシャンで演出家でもあるキム・ミンギが1978年、実際に起こった紡織工場の女性労働者たちの戦いをモチーフに作った歌劇(ノレグック)を2014年ムーブメント・ダンダンが再創作した作品。原作が作られた当時とさほど変わっていない現実を反映し、原作の主な要素は活かしながら再構成されたテキストと、抵抗の言葉やそれを映す身体性が、揺れる現実社会における「広場」としての劇場の役割を浮き彫りにする作品である。
キム・ミンギ
1951年生まれ。作詞・作曲・演出家。ソウル大美大卒。70年代からフォーク音楽の活動を始める。韓国人の情緒や時代を反映した歌で多くの人から愛される。1978年『工場のひかり』でノレグック(歌劇)という新たな形式を発表。1991年には劇団ハクジョンを旗揚げ、本格的に演出や舞台制作に携わる。ドイツ語の原作を韓国式ミュージカル化した1994年作『地下鉄1号線』は4000回の上演で韓国舞台の最長上演記録を残す。その後は子供・青少年向けの作品を主に発表。韓国やドイツからの受賞多数。
キム・ミンジョン
1972年生まれ。大学で現代舞踊を勉強し、ダンスシアターや観客参加型のコンテンポラリーダンスの振付家の一方、劇団で役者として活動した。2002年、ムーブメント・ダンダンを旗揚げ、既存のジャンルに縛られない多様な媒体の活用と共に、歴史・社会の脈絡を身体や言語の動き(ムーブメント)に反映する作品で注目を浴びている。主な作品は『不幸』(2015)、『安山巡礼道』(2015)、『ずれた原理』(2014)、『疎外』(2013)、『長い別れ』(2013)、『人生』(2012)など。
ムーブメント・ダンダン(ソウル)
2002年旗揚げ。歴史的かつ社会的な脈絡から醸し出される時代精神を作品に盛り込み、アートの主体やフォーカスを広げる活動をしている。数多いレファレンスを参照し、それを飲み込む中で変化する身体から言葉が発信されるまでの動き(ムーブメント)を見出すことを目指し活動している。
主な作品として、『人生』(2012)、『ルイの家内』(2012)、『疎外』(2013)、『長い別れ』(2013)、『ずれた原理』(2014)、『工場のひかり』(2014)、『不幸』(2015)(以上 キム・ミンジョン演出)、『安山巡礼道』(2015)などがある。『疎外』でソウル演劇祭若手コンペティション最優秀賞、『長い別れ』で2013年東亜演劇賞新概念演劇賞を受賞。