現代演劇と舞踊を中心に上演する世田谷パブリックシアターとシアタートラム、2つの劇場と、稽古場・作業場など舞台芸術創造施設を持ち、常に新しい舞台芸術の可能性を追求しています。芸術監督や制作・学芸・技術分野の専門スタッフを配置し、区民を中心とした観客に、優れた舞台芸術の鑑賞機会を提供するため、質の高い上演活動を行うとともに、地域の公共劇場として、基礎的な教育普及や人材育成プログラムを展開しています。
世田谷パブリックシアター
芸術監督である狂言師・野村萬斎が標榜する「地域性、同時代性、普遍性」というテーマを重視した活動を行っています。自主プロデュース公演のほか、海外招聘や国際共同制作も継続的に行っており、サイモン・マクバーニーやジョセフ・ナジ、ピーピング・トムなどの作品を上演してきました。また演劇や舞踊などの手法を活用したワークショップやアウトリーチ活動を数多く実施。ほか公共劇場をとりまく様々な課題に焦点をあてたレクチャーや若手舞台技術者のための講座、プランナー育成などにも力を注いでいます。