イスタンブール公演(2012)
Photo: Cagil Ozdemir

 

db-ll-bass — 音、身体、楽器

 

2月12日(火)18:00
ヨコハマ創造都市センター 3F
TPAMパスでチケット不要
チケット:当日 ¥2,000

 


『db-ll-bass』(ダブルベース)は、歴史的に築かれてきた身体と楽器の関係を再検証しそれぞれの可能性を相互に拡張させることで、あらたな創造の領域を構築しようとする試みである。演奏する身体をダンスとして見たトルコのコレオグラファー、アイディン・テキャルと、音楽の宿る源泉を身体に求めたコントラバス奏者、河崎純の1年間の共同作業を経て、作品は2012年10月にイスタンブールで初演された。


 

コンセプト・コレオグラフィー:アイディン・テキャル
音楽・パフォーマンス:河崎純
照明:畠中泰正
舞台監督:白澤吉利
音響:国広和毅
プロデューサー:畠由紀

主催:Kiki Arts Project、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2013 実行委員会
助成:公益財団法人セゾン文化財団、公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団
問合せ:Kiki Arts Project
詳細情報(他会場での公演あり)

 

 


アイディン・テキャル(コンセプト・コレオグラフィー)
トルコのコンテンポラリーダンスのパイオニア的存在として知られるコレオグラファー。ダンサーとの長期にわたる作業を通して身体の自由と独創的な動きを導くという独自のメソッドをとる。『aKabi』(2005年Haus der Berliner Festspiele初演)、『harS』(2008年Kunstenfestivaldesarts初演)など、多くの作品が海外のフェスティバルでも上演されている。最近の作品に『3つの位相』(2012年イスタンブール演劇祭初演)。


河崎純(音楽・パフォーマンス)
コントラバス奏者。身体の内奥から抉り出さすかのような即興演奏が聴く者、見る者に強いインパクトを与える。ソロ演奏、さまざまな音楽家との共演のほか、演劇・ダンスのための作曲・演奏も多く、Port B『ブレヒト演劇祭の約1時間20分』、静岡舞台芸術センター(SPAC)『大人と子供によるハムレットマシーン』など。言葉を介在する表現にこだわり、特に詩と音楽のワークショップに力を注ぐ。