リューシストラテ
2.11 Wed14:00 / 18:00
2.12 Thu19:30
2.13 Fri19:30
2.14 Sat14:00 / 18:00
2.15 Sun14:00 / 18:00
一般前売¥2,500
当日¥2,800 (共に1ドリンク付き)
学生前売・当日¥2,000
TPAM参加登録者特典: 前売 ¥2,000 当日¥2,300
•つくる人(要TPAM参加登録)
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日本語・英語・ロシア語・セルビア語上演、各国語字幕あり
英文要約配布あり
上演時間 : 70分
古代ギリシャの傑作”喜”劇、アリストパネス作『女の平和』。アテネとスパルタの間で延々と続く戦争に心底、嫌気がさした或る女性(リューシストラテ)が、両国の女達を総動員し戦争終結を求めたセックス・ストライキを提案するという、ややエキセントリックかつ非現実的な響きのするこの戯曲。でも実は、21世紀にも「現代のリューシストラテ」と称される女性たちは何人もいて、例えばリベリアで大規模なセックス・ストライキを呼びかけノーベル平和賞を受賞したレイマ・ボウイ、コロンビアの地方都市で道路の舗装を求め「Crossing legs / 脚を閉じる」運動を呼びかけたルビー・キノネスを筆頭とする女性たち、フィリピンで同じくストライキにより武器の放棄を迫った機織りの女工たち、等々。セックス・ストライキというのは、強ち古代の夢物語でもないようだ。本公演では、現代を生きる様々な女性達へのインタビューに基づき、ドキュメンタリー版『女の平和』を、現代の喜劇として上演したい。
問合せ:080-4350-0893 / Email
http://www.utsubo.info
2009年1月旗揚げ。当初は日本人、イギリス人、フランス人、アメリカ人メンバーによってちんまりと公演をするマイノリティ劇団として活動するも、いつのまにかガンビア人、ポーランド人、中国人、韓国人、イラン人が加わりさらにマイノリティ度を増す。皆、それぞれに使用言語が3~5カ国語にわたるがゆえ、日本では珍しく、諸外国語を経由した上での日本語、文化、芸能、歴史や世相等々への鋭いツッコミを含む多言語パフォーマンスを繰り広げている。日本語を滅ぼすというよりは緩やかに滅びへの道に抗いたいと思いつつ、最後は英語が頼りだったりもする。