共通のテーマに関心がある人たちが集まり、互いが知り合うためのプログラム。ホストになってテーマを提案し、関心のある人を集めるもよし。気になるテーマのミーティングに参加するもよし。TPAM参加登録者は誰でもホストになれます(「参加方法」参照)。ミーティングへの参加は予約不要です。
2.11 Wed 11:30 – 17:00
2.12 Thu 11:30 – 17:00
「テーブル」はホストと参加者12名までの少人数ミーティングで、双方向的なやりとりが可能です。
「ルーム」は映像設備・日英逐次通訳も付属し、30名までが参加できるプレゼンテーションに最適な場です。
ホスト登録料 | ゲスト参加料 | 参加可能人数 | 付属するもの | |
テーブル | 6,000円/30分 (連続2コマまで) |
無料 (予約不要) |
12名 | ミーティング用テーブル・椅子 ミーティングテーマ翻訳・告知 |
ルーム | 17,000円/30分 (連続2コマまで) |
30名 | ミーティング会場専有(テーブル・椅子つき) ミーティングテーマ翻訳・告知 映像設備・マイク貸出、日英逐次通訳サービス |
• ホストになるには、まずTPAM参加登録が必要です。参加登録後にログインできるTPAMマイページよりお申し込みください。
申込1次締切:1月15日(木)
申込最終締切:2月2日(月) 23:59
• 1次締切までのお申し込みは、ウェブサイト、会場で配布されるプログラムとタイムテーブルにミーティングの情報が掲載されます。それ以降のお申し込みはウェブサイト、タイムテーブルに掲載されます。
2.11 Wed 11:30-12:00
アーツカウンシル東京の助成プログラムについて
ルーム
言語: 日本語、英語通訳あり
ホスト:佐野晶子、佐藤道元(アーツカウンシル東京[公益財団法人東京都歴史文化財団])
アーツカウンシル東京では、東京を拠点に活動する芸術団体を対象に「東京芸術文化創造発信助成(①単年助成プログラム、②最長3年間の長期助成プログラム)」を実施しています。TPAM開催時期に公募予定のこれら助成プログラムを紹介し、今期からの公募ガイドラインの改訂点についてもご説明いたします。また、海外プレゼンターの皆様との出会いの場とし、今後の海外ネットワーク構築にもつなげていきたいと思います。
公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団の助成活動について
テーブル1
言語:日本語
ホスト:竹田義信 (公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団)
アサヒグループ芸術文化財団は、芸術文化活動を総合的に支援振興することにより、創造的で豊かな市民社会の実現に寄与するために、芸術文化の創造性の発展を図り、芸術文化の創造性による地域の振興、国内外の交流の促進、多様な社会的課題との連携を図ることをめざしており、この目的に合致した優れた芸術活動及び、これを推進する団体機関を支援するための助成を行っております。今回は、そちらの助成内容についてご案内させていただきます。
舞台芸術で中国と世界をつなごう
テーブル2
言語:英語
ホスト:シュ・ミーイー、チョウ・イナ(Ping Pong Productions)
Ping Pong Productionsは北京を拠点とする文化交流団体で、先鋭的な交流プロジェクト、プロフェッショナルな舞台芸術のツアー、中国と他国のアーティストあるいは研究者や観客のクリエイティブな双方向コラボレーションを展開・支援しています。今回TPAMでは、私たちが関わっている最も興味深い中国のコンテンポラリーな舞台芸術アーティストの何人かをご紹介し、アジアや他地域のみなさんとお会いして経験や良い事例を共有し、コラボレーションや中国のアーティストのみなさんの国でのツアーの機会や提案について話し合いたいと思っています。
シンガポール演劇と共同制作:現状、政策、プラットフォーム
テーブル3
言語:日本語
ホスト:滝口健(シンガポール国立大学リサーチフェロー)
今年建国50周年を迎え、アジアの「アーツハブ」を目指すシンガポール。さまざまな政策が実行に移され、国際共同制作もさかんにおこなわれています。その一方では矛盾や問題点も。現地でのドラマトゥルク、コーディネーターとしての活動をとおして見たシンガポール演劇の現在をご報告します。あわせて、以前在籍した劇団ネセサリー・ステージが毎年開催しているM1シンガポール・フリンジフェスティバルの概要など、共同作業のためのプラットフォームについてもお話ししたいと思っています。
Amrita Performing Arts:カンボジアのコンテンポラリー・ダンスの旅
テーブル4
言語:英語
ホスト:Rithisal Kang (Amrita Performing Arts)
2003年にカンボジアの伝統的舞台芸術を復興・保存するため設立されたAmritaは、カンボジアのコンテンポラリー・ダンス・カンパニーへと方向転換し、カンボジアの新しい世代のアーティストの創造的衝動に応答しています。国際コラボレーションを通して、これらのアーティストたちは自己の動きと語彙を探求しています。2013年後半に、彼らが実験を行ない、自身の創造的な声をカンボジアの急成長するアート・シーンの中に確立するこを助けるため、Contemporary Dance Platformが設立されました。
2.11 Wed 12:10-12:40
文化発信の未来を考える〜〈ハンドメイド〉で〈オープン〉なトーキョーカルチャーって?
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:森隆一郎(公益財団法人東京都歴史文化財団 東京文化発信プロジェクト室)
「東京からの文化の創造発信」を主眼に東京都と東京都歴史文化財団が2008年に開始した東京文化発信プロジェクトは、芸術文化団体やアートNPOなどと協働し、様々なフェスティバルやキッズ育成事業、地域アートプロジェクトなどを進めてきました。本ルームでは、当室事業の最新事例や傾向を紹介し、2020年に向けた新たな文化発信の課題や文化資源のオープン化を考えます。文化施設や団体の広報・普及に携わる方、ぜひ意見交換しましょう。
ACCのフェローシッププログラムについて
テーブル1
言語:日本語
ホスト:吉野律(アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC))
ACCのフェローシッププログラムは、1963年から始まった、アメリカとアジア諸国の芸術家や芸術の専門家への奨学金提供を通じ、諸国間の国際交流を支援するプログラムです。ACCのフェローシップでは、どのような機会が提供されるのか、また、フェローシップを通じた経験とはどのようなものなのかをお伝えします。
「Keep PACE with Japan」とチェコ、スロバキアとの国際恊働の可能性
テーブル2
言語:英語
ホスト:エリスカ・チェマ(芸術劇場インスティテュート(プラハ)PRマネージャー)
チェコとスロバキアからの参加者が、このグループ・ミーティングでそれぞれのプロジェクトをご紹介します。人形劇団「アルファ・シアター・ピルセン」のヤクブ・ホラ、ベルク・オーケストラのエヴァ・ケスロヴァ、演劇スタジオ「Farm in the Cave」のヴィリアム・ドコロマンスキー、elledanse – 舞踊演劇学校のサルカ・オンドリソヴァ、ダンサーのラドスラヴ・ピヴォヴァルシ、振付家・ダンサーのペトラ・フォマヨヴァの活動は国際恊働の可能性に開かれています。芸術劇場インスティテュートはアーティストのためのレジデンスも提供しています。このグループ・ミーティングに続いて、BankART MiniではPACEとヴィシェグラード4カ国(V4=チェコ、スロバキア、ハンガリー、ポーランド)の舞台芸術に関するプレゼンテーションを行ないます。プレゼンテーションの参加者はマルチン・ヤコビー(アダム・ミツキェヴィッチ・インスティチュート プロジェクト・アジア・マネージャー)、ミロスラヴァ・コヴァロヴァ(Bratislava in Movement 芸術監督、スロバキア)、ガボール・ピンテル(Parallel Foundation プログラム・キューレーター/コーディネーター、ハンガリー)、ヤナ・スヴォボドヴァ(アルハ・シアター Akcent Festival 芸術監督、チェコ)です。このプレゼンテーションは国際交流基金ブダペスト日本文化センターの支援を受けています。
あうるすぽっとタイアップ(提携)公演について
テーブル3
言語:日本語
ホスト:ヲザキ浩実、岸本匡史、中川歩美(あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター))
あうるすぽっとでは年間の貸館公演の中から、若手育成の一環として、将来を嘱望されるアーティストやカンパニーの公演をタイアップ公演として選定しています。より大きな会場での公演を開催し、ステップアップを目指す方たちに向けて、あうるすぽっとを利用するまでの申し込みの流れ、提携の内容などをご説明します。
国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわの独自の取り組みについて
テーブル4
言語:日本語、参加者の状況により英語も
ホスト:宮内奈緒、弓井茉那(国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ)
2005年に本格的にスタートした国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわは、国境と言葉を超えた文化交流と共感の創出を目的としています。子どもと大人に向けた世界の優れた芸術作品の上演だけでなく、フェスティバル主導のユニークな取り組みを行ってきました。今回は、その中で国際共同制作について今年再演予定の『オオカミとヤギ』(日・伊共同制作)の事例をご紹介します。また2007年に始まり現在沖縄が議長を務めるATYA(アジア児童青少年演劇フェスティバルネットワーク)の活動についてもお話します。
2.11 Wed 12:50-13:20
あうるすぽっとの国際交流事業について
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:岸正人、ヲザキ浩実(あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター))
公演事業のみならずワークショップ事業も含めた、あうるすぽっとがこれまで取り組んできた国際交流事業をご紹介すると共に、今年夏に開催するファビアン・プリオヴィルのディレクションによる「SOMAプロジェクト」を中心に今後の予定や、海外でも展開可能なプロダクションをご紹介します。
路(大道芸)と劇場を繋げる可能性について
テーブル1
言語:日本語
ホスト:紙磨呂(浅草パフォーマンスプレイス実行委員会)
私たちは2010年より街と劇場と大道芸の可能性を探って活動しています。かつて日本一の興行街として栄えた「浅草六区をもう一度演芸の街に」をコンセプトに、商店街、周辺劇場、それをつなげる路と大道芸、それぞれが連携しあいながら、街が復興する方法を探っています。4年間の活動の中でどのようなアプローチをして活動してきたか、カンパニーが街に出るメリットやデメリット、劇場が街の文化的プラットフォームになるための提言などを話しあい、街と劇場とカンパニーに路を使った新しい方法論や文化の可能性を提示します。
セゾン文化財団のヴィジティング・フェロー
テーブル2
言語:英語
ホスト:稲村太郎(公益財団法人セゾン文化財団)
ヴィジティング・フェローは海外の芸術家やアーツマネジャーを招聘し、日本の現代演劇、舞踊の状況や背景、魅力等の研究を支援するプログラムです。ミーティングでは、担当者がプログラムの内容や申請について紹介します。日本のアーティスト・イン・レジデンスや国際プログラムに興味のある方、必見です。
若手制作者のつどい
テーブル3
言語:日本語
ホスト:野村政之((公財)沖縄県文化振興会、こまばアゴラ劇場、劇団青年団等)
制作者、ドラマトゥルクなどの形で若手・中堅演出家の活動に参加しながら、(公財)沖縄県文化振興会、こまばアゴラ劇場、アサヒ・アートスクエア運営委員などで創作環境づくりにも取り組んでいるホストが、若手制作者とざっくばらんに語り合うテーブルです。参加者の声を聞きながら「自分を活かすこと」について語り合うと思います、お悩み相談歓迎です。
アンサン・ストリート・アーツ・フェスティバルについて
テーブル4
言語:韓国語、日本語通訳あり
ホスト:Jong – Yeoun Yoon (アンサン・ストリート・アーツ・フェスティバル、アンサン文化財団)
Ansan Street Arts Festivalは韓国の安山で公共空間を活用して毎年開催されるイベントで、2005年の開始以来、大道芸、サーカス、インスタレーション、メディア・パフォーマンス、サウンド・パフォーマンスなどさまざまなアートが集まっています。このフェスティバルの主要目的は、世界の代表的な大道芸を韓国の観客と共有し、それをプロデュース、上演するためのプラットフォームになることです。このテーブルでは、このフェスティバルの概要と背景についてお話しします。
2.11 Wed 13:30-14:00
文化予算倍増キャンペーンの呼びかけ
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:岸正人(あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター))
日本の文化予算は約1,000億、一般会計の約0.12%、国民1人当たり803円。フランスでは4,817億円・0.86%・7,579円、お隣の韓国では1,389億円・0.79%・2,932円。2020年の東京オリンピック文化プログラムに向け、文化予算の倍増を図り、日本を明るく、元気に! 劇団、劇場、制作者の皆様、舞台芸術界からも声をあげて、公演チラシを用いた「文化予算倍増キャンペーン」を展開しましょう。
マレーシアとつながる
テーブル4
言語:英語
ホスト:イザン・シャトリナ(My Performing Arts Agency(MyPAA))、JSウォン(Damansara Performing Arts Centre(DPAC))
マレーシアのような東南アジアの国が舞台芸術にできる貢献とは?たくさんあります!私たちとつながり、国際的でクリエイティブなコミュニティが活用できる機会を発見してください。
MyPAAは私営のアーツ・エージェンシーで、芸術を作ること、楽しむことに関わるあらゆる人々のため、パブリック/プライベートなセクターとクリエイティブな芸術産業とが相互に恩恵を受けるようなパートナーシップを促進し、マレーシアの継続的な芸術的、文化的発展を支援することを目指しています。
DPACは芸術の観賞、学習、実践を通してマレーシアの芸術を振興する団体です。今日の世界を形作る私たちの生活を豊かにするような芸術様式の重要性の認知を高めることを目指しています。
KAMSを通しての国際交流
テーブル3
言語:英語
ホスト:ミシェル・イ(Korea Arts Management Service 国際発展部 プログラム・コーディネーター)
国際的な舞台芸術マーケティングのプラットフォーム(PAMS)、国際的マーケット開拓(Center Stage Korea、Resonance Korea、Journey to Korea Music、Into the Light)、国際交流の支援(ARKO-PAMS Grant、Funding for Center Stage Korea、KAMS-EFWMF Tour Grant、KAMS Connection)、韓国のコンテンポラリー・アーツ・コミュニティの交流(Project ViA)、アーツ・プロフェッショナルの人材育成(Next Expert Training/NEXT)、韓国の文化施設との協力プログラム(K-Arts Tour Program)について。
ゾフィーエンゼーレとタンツターゲ・ベルリン
テーブル1
言語:英語
ホスト:アンナ・ミュルター(ゾフィーエンゼーレ)
ベルリンのゾフィーエンゼーレはドイツのインデペンデントな演劇やダンスにとって、最も重要な制作スペースのひとつで、ベルリンはもとより、国内外のアーティストが制作や作品発表を行っています。活発な議論が交わされ、ジャンルを超えた協働と共鳴の場となっています。演劇やダンスの新しい方向性や表現方法を模索する多くの若手に加えて、すでに評価を得ているアーティストやカンパニーもパートナーとして長年、活動しています。今回はダンス・キュレーターのアンナ・ミュルターがゾフィーエンゼーレの活動と、ダンス・フェスティバルのタンツターゲ・ベルリンについて紹介します。
Theater Explorers Association(TEXAS) 設立記念プレゼンテーション
テーブル2
言語:日本語、英語資料あり
ホスト:小田嶋裕太(Theater Explorers Association(TEXAS) )
Theater Explorers Association(TEXAS)は、上演芸術の空白地帯における調査開発支援を目的としたイニシアティブの拠点として2015年に誕生しました。設立を記念して、TEXASのビジョンとミッションについてご紹介いたします。
2.11 Wed 14:10-14:40
劇場、音楽堂等連絡協議会
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:眞野純(会長)、高萩宏(事務局長)、岸正人(事務局)
劇場、音楽堂等連絡協議会は、文化庁「劇場・音楽堂等活性化事業」の実施館を中心とした地域の拠点となる公共劇場、音楽堂等約40館による全国的なネットワーク組織です。作品の創造・発信や国際交流の窓口を担うべく、芸術団体等との連携や共同制作、人材育成や助成制度などをはじめ諸課題について共有し、解決や提言に取り組みます。公共劇場や芸術団体、日本公演をお考えの海外プレゼンター等に向けて、協議会の役割や活動について紹介します。
みんなで一緒に舞台を楽しもう〜観劇サポートについて
テーブル1
言語:日本語、日本手話
ホスト:廣川麻子(特定非営利活動法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク)
障害を持っていても、劇場に出かけて舞台芸術を楽しみたい!という願いを叶えるべく設立した、当事者主体のNPO法人シアター・アクセシビリティ・ネットワーク(TA-net)の活動紹介を中心に、「みんなで一緒に舞台を楽しもう」とは何か?を考えます。TA-netが2014年7月にリリースした「アクセシビリティ公演情報サイト」の使い方をはじめ、観劇サポートの方法についてお話いたします。
芸術と社会貢献活動について
テーブル2
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:厚地美香子(NPO法人 あっちこっち)
音楽・アート・舞踏などの芸術で社会貢献、また若手芸術家支援を行う『NPO法人あっちこっち』は、芸術での交流に重きを置くコンサートやイベントを開催しています。2011年8月から東日本大震災被災地支援として若手演奏家等によるカフェ・コンサートを仮設住宅集会所などで毎月開催しています。その事例をもとに、生活に寄り添えるような芸術の在り方とは何か、芸術家はどう関われるのか、意見交換し交流するテーブルです。
イランの伝統演劇
テーブル3
言語:英語
ホスト:マジッド・サーランギー(テヘラン大学 准教授)
イランには、長い歴史と古い文明を持つ他の国々と同様に、多くの伝統的・儀式的な劇的表現があります。演劇とパフォーマンス、特に儀式的・宗教的なものは、イランの生活の一部になっています。演劇のための公的な場所がない中で、こうしたパフォーマンスは都市のさまざまな空間で行なわれています。市場、広場、ティーハウス、モスクや神殿や墓地などの宗教的で聖別された場所、そして個人の住居までがイランの伝統的・宗教的パフォーマンスに使われています。イランの文化芸術史には、多様な伝統的・宗教的パフォーマンスが存在しました。とりわけ重要なものに、Taziyeh(受難劇)、舞踊劇、読み聞かせ、Ro-Houzi(喜劇)、Kheimeh-shab-Bazi(人形劇)、カーニバルでの劇などがあります。これらのうち一部はイラン各地で見られますが、現代的なパフォーマンスに取って代わられたものもあります。このミーティングでは、イランの伝統的・宗教的演劇と、現代イラン演劇の状況について情報を提供したいと思います。
ヒップホップ/コンテンポラリー/ベトナムの伝統
テーブル4
言語:英語
ホスト:Thanh Nguyen Duy(J-Buddha)
私のキャリアはストリート・ダンサーとして始まったので、私のダンス・スタイルの基本は明らかにストリート・ダンスです。しかし、私はストリート・ダンスの技とコンテンポラリー・ダンスを混ぜ合わせてダンサーとしてのキャリアを展開したいと考えています。将来的には自分のダンス・スタイルとパフォーマンスを通してベトナムの伝統と文化を表現したいと心の底から思っているからです。このミーティングでさまざまな人々とお会いして、経験を共有して、アイデアやフィードバックを得ることで、ベトナムのダンスに貢献し、それをより豊かなものにしたいと思います。
2.11 Wed 14:50-15:20
NOVOFLOT ベルリン発実験的オペラ
ルーム
言語:英語、日本語通訳あり
ホスト:スヴェン・ホルム(ノヴォフロート)
NOVOFLOTはベルリンを拠点に活動するインデペンデントなオペラ・カンパニーです。音楽劇の新しいあり方を模索して、革新的なコンセプトによる活動を行っています。歌手や演奏家、俳優はプロダクションごとに代わり、その実験的でハイブリッドな形式によって観客を驚かせています。2014年には、「ジョージ・タボリ賞」を受賞しました。今回はカンパニーの創立メンバーの1人で演出家のスヴェン・ホルムが来日、そのユニークなプロダクションを映像で紹介します。
古都・奈良で芝居をすることについて
テーブル1
言語:日本語
ホスト:北橋奈実(劇団EVENT-STATION.)
県庁所在地に映画館が一つもない、奈良県。大阪や京都へのアクセスが良く、仕事も買い物も、県外で済ませてしまうことが出来ます。そんな奈良の演劇事情をご紹介し、これからの奈良を一緒に考えていけたらと思います。
国内移住
テーブル2
言語:日本語
ホスト:野村政之((公財)沖縄県文化振興会、こまばアゴラ劇場、劇団青年団等)
昨年10月から沖縄県那覇市に移住して、東京と行き来しながら活動しているホストが、動機や変化について話しつつ、移住した方、移住に関心がある方とともに、制作者やアーティストが拠点を移すことについてざっくばらんに語り合います。国内向けです。
多摩エリアの舞台芸術の発信・創作拠点として~たちかわ創造舎がめざすもの~
テーブル3
言語:日本語
ホスト:倉迫康史、陽茂弥(たちかわ創造舎)
今年8月にオープン、10月から本格始働する東京都立川市の廃校を活用したカルチャー・ファクトリー「たちかわ創造舎」は立川市およびその近辺である多摩エリアの舞台芸術文化の活性化をめざして、創造環境の整備とワークショップや公演などの発信を予定しています。たちかわ創造舎の事業内容や活動予定の紹介の他、事務所や稽古場、ワークショップスペースを希望する団体に向けてシェアオフィスおよびレンタルスペースの使用法、公募スケジュールについてなどの説明を行います。
2.11 Wed 15:30-16:00
人材育成と労働環境整備のための中間支援組織Explatの活動紹介
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:植松侑子、藤原顕太、中川歩美、蓮池奈緒子(Explat)
舞台芸術のアートマネジメントに関わる人たちが、自分の仕事に誇りを持ち、心身ともに健康で、これを生涯の仕事としていくためには、労働環境やキャリアパスの面で取り組まなければならない課題がたくさんあります。そこで私たちは人材育成と雇用環境整備のための中間支援組織「Explat」を設立し(非営利活動法人申請準備中)、諸課題の改善を目指し長期的に取り組んでいきます。
「ままごと」が小豆島にいる理由
テーブル1
言語:日本語
ホスト:宮永琢生(ままごと|ZuQnZ)
2013年に瀬戸内国際芸術祭に参加したのをきっかけに、「ままごと」は小豆島での継続した活動を行っています。そこで我々は劇場のない小さな港町に滞在し、島民や観光客を巻き込みながら《その時、その場所で、その人たちとしかできない演劇》を生み出してきました。そして、この作品創作の手法に演劇の新しい可能性を感じています。このグループミーティングでは、「ままごと」がこれまで小豆島で行ってきた活動内容の紹介、および今後の展望をお話ししたいと思います。
路(大道芸)と劇場を繋げる可能性について
テーブル2
言語:日本語
ホスト:紙磨呂(浅草パフォーマンスプレイス実行委員会)
私たちは2010年より街と劇場と大道芸の可能性を探って活動しています。かつて日本一の興行街として栄えた「浅草六区をもう一度演芸の街に」をコンセプトに、商店街、周辺劇場、それをつなげる路と大道芸、それぞれが連携しあいながら、街が復興する方法を探っています。4年間の活動の中でどのようなアプローチをして活動してきたか、カンパニーが街に出るメリットやデメリット、劇場が街の文化的プラットフォームになるための提言などを話しあい、街と劇場とカンパニーに路を使った新しい方法論や文化の可能性を提示します。
ブルネイの舞台芸術と観客育成
テーブル4
言語:英語
ホスト:Shahminan Yasin(ブルネイ文化青年スポーツ省 文化芸術課)
カンパニー「Senandong Budaya」は1985年、ブルネイがマレー主義に基づくイスラーム的王政(Melayu Islam Beraja)の思想に基づいて独立主権国家となった翌年に設立されました。これは寛容の思想であり、他の諸文化がそれぞれの伝統を守り、他の宗教を実践することを許すものです。文化青年スポーツ省の支援のもと、このカンパニーはブルネイの文化に関わる教育、宣伝、振興、発展、向上、リサーチなどの分野で成功をおさめ、地域的、国際的理解を推し進めています。また、コンペ、セミナー、ワークショップ、シンポジウム、フォーラムなどを主催し、芸術を振興・保護することで、より効率的に知られざる才能や可能性を開拓しています。
2.11 Wed 16:10-16:40
パーソナルなものとポリティカルなもの:同時代のマレーシアに対するファイブ・アーツ・センターの応答
ルーム
言語:英語
ホスト:June Tan(ファイブ・アーツ・センター)
ファイブ・アーツ・センターは、マレーシアを拠点とする、14人のメンバーから成る舞台芸術のコレクティヴで、2014年に設立30周年を迎えました。このコレクティヴは、マレーシアの生活に波及する同時代の社会的、文化的諸問題を、展示、パフォーマンス、トーク、あるいはクリエイティヴ・ワークショップ、リサーチ・ワークショップなどを通して凝縮し提示しています。このミーティングでは、ファイブ・アーツ・センターの基礎を成している、マレーシアの社会政治的環境の文脈での創造的実践について、そして舞台芸術の集団創作についてもお話ししたいと思います。
舞台芸術制作たちが今抱えている問題や悩みとは?
テーブル1
言語:日本語
ホスト:植松侑子、藤原顕太、中川歩美(Explat)
舞台芸術のアートマネジメント専門人材に向けた人材育成と雇用環境整備のための中間支援組織「Explat」(2月11日15:30~のグループ・ミーティングで活動紹介を行います)は、制作者が自分の仕事に誇りを持ち、心身ともに健康で仕事を続けていくために様々な活動・事業を行います。在職者のみなさん、これから制作を仕事にしたいと思っている学生のみなさんと広く意見交換を行い、現状の課題や悩みを共有する機会にしたいと思います。
中国の若手の演劇活動と北京フリンジフェスティバル
テーブル3
言語:中国語、日本語通訳あり
ホスト:Shao Zehui (北京フリンジフェスティバル)
北京フリンジフェスティバルは2008年に設立されました。若い才能ある演劇人を育成し、若手の優れた作品を紹介し、発展する中国の演劇シーンを支援することを目的としています。また、若い演劇人の国際交流を促進しています。2008年以来、北京フリンジフェスティバルは多くの才能ある若手を発掘し、幅広いオリジナル作品を発表しました。国際的な演劇のプラットフォームを提供しようともしています。中国の観客に最良の実験的演劇とダンスを紹介し、世界的な演劇団体との間での文化交流を促進しています。
「ビヨンド・プレッシャー」フェスティバル
テーブル2
言語:英語
ホスト:モ・サ(ビヨンド・プレッシャー)
「Beyond Pressure」はインディペンデントのアート・フェスティバルで、ミャンマーのアートの境界線を押し広げるため開始されました。コミュニティで作業する地元のアーティストたちが主導・運営し、自己表現と言説のためのスペースを開くようなプロジェクトを作り出しています。ミャンマーで最も重要、かつよく知られたフェスティバルのひとつです。このフェスティバルは今新しい段階に入り、多様な芸術様式を橋渡しして、市民の間にスペースを作り、人々の中に入っていき、地域のアーティストやコレクティヴの間の文化振興や交流のためのユニークなプラットフォームを作ろうとしています。
2.12 Thu 11:30-12:00
舞台芸術フェスティバルと社会的包摂について―米国の事例と取り組み―NPN アイディア・フォーラム Vol2
ルーム
言語:英語、日本語通訳あり
ホスト:ロン・ベリー(フューズボックス・フェスティバル芸術監督兼エグゼクティブディレクター)、MKウェグマン(ナショナル・パフォーマンス・ネットワーク代表取締役)
テキサス州、オースティン市で毎年4月に行われる舞台芸術フェスティバル「フューズボックス」を、同フェスティバルの創設ディレクター、ロン・ベリーが紹介する。また同フェスティバルや「シンク・イースト」というプロジェクトを通して、社会的包摂や文化的平等性がどのように実現されているかについて話す。「シンク・イースト」は、オースティン市の東に位置し、元石油の貯蔵に使われ汚染されたエリアを含む広大な土地(24エーカー、約97,000㎡)を再生させ、アーティストをはじめ創造活動に携わる人々に生活と仕事の場と機会をを創出する長期計画。
バンコクの演劇シーンの今:スペース、アーティスト、コラボレーション
テーブル
言語: 英語
ホスト:Dr. Parichat Jungwiwattanaporn(タンマサート大学 純粋美術・応用美術学部長)
Mr.Thanapol Virunhakul(デモクレイジー劇場 共同ディレクター/バンコク・シアター・フェスティバル プロデューサー)
Ms.Pavinee Samakabutr(デモクレイジー劇場 共同ディレクター/バンコク・シアター・フェスティバル プロデューサー)
Mr.Wasurat Unaprom(演出家/Thong Lor Art Space Bangkok 共同プロデューサー/バンコク・シアター・フェスティバル プロデューサーチームメンバー)
ここ5年で、タイの演劇と舞台芸術は急速に発展し、観客数もプロダクション数も増加し、1年で48を超える作品が作られ、バンコクには新しい会場ができ、才能あるコンテンポラリー・アーティストが集まっています。
このミーティングでは、バンコクの演劇とコンテンポラリー・パフォーマンスの状況、会場、アーティスト、プロデューサー、現在盛んになっているアーティスト・イン・レジデンスの可能性についてお伝えし、アーティストやコラボレーション作品の交流機会を探りたいと思います。
タイのアート・コミュニティへの入り口になるミーティングです。
インクルーシヴでインタラクティヴなヴィジュアル・アートを公共空間で幅広い観客に届ける
テーブル1
言語:英語
ホスト:マド・エレンボルグ(Architects of Air)
Architects of Airは、空気で膨らませ、観客が中に入って光の驚異を体験する彫刻作品「ルミナリウム」の製作およびツアーを行なっています。足を踏み入れた観客は複雑に曲がりくねる迷路と高いドームの中で楽しみ、我を忘れます。ルミナリウムは公共空間で出会うことのできる最も敷居の低い芸術形式かもしれず、最大限幅広い観客層にアピールすることができます。フェスティバルや会場にとっては視認性の高いセンター・ピースとなり、極めてフォトジェニックで、メディアへの訴求力もあります。内部の空間はパフォーマンス、ワークショップ、教育プログラムにも利用できます。当カンパニーがツアーを始めた1992年以来、5大陸41カ国で300万人以上の観客がルミナリウムの光のスペクタクルに浸ってきました。TPAM参加者のみなさんにルミナリウムの招聘・展示についてご紹介したいと思います。
アーツコミッション・ヨコハマ 助成制度のご紹介
テーブル3
言語:日本語
ホスト:池尻美紀(ヨコハマ創造都市センター[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団] )
アーツコミッション・ヨコハマでは、横浜でのアーティストやクリエーターの活動を促進するため、助成による芸術文化支援を行なっています。主に、横浜の都心部で芸術文化活動を実施することへの助成、助成制度の概要、申請方法のご説明をさせていただきますので、横浜での活動をご検討の方は是非ご参加ください。
2.12 Thu 12:10-12:40
舞台芸術フェスティバルと社会的包摂について―米国の事例と取り組み―NPN アイディア・フォーラム Vol2
ルーム
言語:英語、日本語通訳あり
ホスト:ロン・ベリー(フューズボックス・フェスティバル芸術監督兼エグゼクティブディレクター)、MKウェグマン(ナショナル・パフォーマンス・ネットワーク代表取締役)
【11:30AMからの同名セッションの後半】
前半で紹介された事例を参考に、社会的包摂や文化的平等性がアートを通してどのように実現されているかについて話し合いを続ける。後半は、ナショナル・パフォーマンス・ネットワーク(NPN)の代表取締役MKウェグマンが、米国における災害に対するアートの取り組についてのプレゼンテーションも行い、ハリケーン・カトリーナに関するプロジェクトのアーカイブを含むTransformaや、米国南部地域に位置する9つの州政府文化局を総括するリージョナル・アーツ組織であるサウス・アーツのArtsReady事業を紹介する。なお、災害とアートに関するNPNのアイディア・フォーラムVol. 1は、前日2月11日の午後3時から5時まで、横浜人形の家の多目的会議室にて行われる。
お問い合わせ:kyoko@usjapanctn.net、080-2444-6322(お急ぎの場合のみ)
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2016年度公募プログラムについて 温泉の街 レジデンス、スタジオが無料/温泉は1日100円
テーブル2
言語:日本語、英語
ホスト:西山葉子(城崎国際アートセンター)
豊かな自然と日本の伝統に彩られた美しいまち城崎で、滞在制作しませんか?公募プログラムでレジデント・アーティストに選ばれると、最大で22名まで同時に泊まれるレジデンスと、24時間使える6つのスタジオ、そしてホールを無料でご使用いただけます。2015年度までとは世界・地域とのかかわり方のコンセプトも変わりますので、ぜひテーブルミーティングでお話できればと思います。
お茶会演劇『珠光の庵』の紹介と海外公演をするということについて
テーブル1
言語:日本語、参加者の状況により英語も
ホスト:植村純子(劇団衛星)
劇団衛星で取り組んでいる、茶道と演劇を融合した作品『珠光の庵』のご紹介をします。その上で、2015年度以降、この作品の海外での上演を計画しているのですが、それに際し、今、海外で公演するとは?ということを改めて考えています。海外で公演をすること、国内外を問わず、各地のアーティストや観客・関係者がつながる意義等について、皆さんとお話できればと思っています。
ラオスの演劇について
テーブル4
言語:英語(ラオス語からの通訳)
ホスト:Lattanakone Insisiengmay(劇団「カオニャオ」代表)、Kiritin Norath(通訳)
現代ラオスの演劇・映画産業について、地元の劇団「Khao Niew Lao」がご紹介します。Khao Niew Theatreのバックグラウンド、歴史、ラオスやアジア地域で進行中の活動についてお話しします。さらに、地元映画界からの代表者が現代ラオス映画について簡単にご紹介します。
2.12 Thu 12:50-13:20
ダンスカンパニー・ニブロール最新作『リアルリアリティ』の紹介
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:奥野将徳(プリコグ)
2015年1月に東京にて発表したばかりのニブロールの最新作『リアルリアリティ』をダイジェスト映像を交えてご紹介します。本作は、リアリティが希薄になった現代に生きる私たちが「実感」できる身体を探し、提示することを目指した作品です。2014年に和歌山・愛知・東京にて滞在制作およびクリエーション・ワークショップを実施し、80名を超える地域のクリエーター・アーティストと共に創り上げてきました。引き続き、各地でワークショップおよびクリエーションを行い、作品を深化させていくことを目指しています。
スペイン・カタルーニャの舞台芸術シーン
テーブル1
言語:英語、スペイン語
ホスト:リバルタ・マイク(FiraTàrrega 国際交流ディレクター)
カタルーニャ地方の舞台芸術シーンを紹介するミーティングです。バルセロナの主要な舞台芸術フェスティバルやイベント(演劇、大道芸、ダンス、サーカス、子供向けプログラム)についてお話しします。スペインの舞台芸術に関するあらゆるご質問をお受けします(コラボレーション、助成プログラム、主要カンパニーやイベントなど)。
フェスティバル/トーキョー について
テーブル2
言語:日本語、英語
ホスト:市村作知雄、小島寛大(フェスティバル/トーキョー)
2009年にスタートしたフェスティバル/トーキョーは、毎年池袋エリアを中心に開催される国際的な舞台芸術祭です。東京、そして日本を代表する現代的な演劇・ダンスのフェスティバルとして、海外の優れた舞台作品の招聘や国際共同製作と合わせて、さまざまな日本のアーティストの新作を製作しています。このテーブルでは、本フェスティバルの概要について、その歴史や過去のプログラムの紹介を交えつつお話します。
ゴーゴリ・センター・ミーツ・アジア
テーブル3
言語:英語
ホスト:タチアナ・アゾーヴァ(ゴーゴリ・センター 副マネージング・ディレクター、モスクワ)
ゴーゴリ・センターは、共通点のあるアジアの劇場やフェスティバルとコラボレーションを行ないたいと考えています。ゴーゴリ・センターはジャンルの境界に制限されず、もっとも今日的な形で現代芸術を取り入れようと努力しています。芸術のグローバルなトレンドと個々のクリエーターの個性が競合するダイナミックな空間、あらゆる人の参加を歓迎する現代的劇場です。
2.12 Thu 13:30-14:00
チェルフィッチュ/岡田利規 近年の活動と創作中の新作紹介
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:ケティング菜々(プリコグ)
これまで延べ70都市以上で上演を重ねてきた岡田利規率いる演劇カンパニー「チェルフィッチュ」。2014年に発表し、世界16都市を巡った『スーパープレミアムソフトWバニラリッチ』と東京都現代美術館で発表した初のインスタレーション作品に加え、2015年にクリエーションを行なう最新2作品についてご紹介します。
「ままごと」が小豆島にいる理由
テーブル1
言語:日本語
ホスト:宮永琢生(ままごと|ZuQnZ)
2013年に瀬戸内国際芸術祭に参加したのをきっかけに、「ままごと」は小豆島での継続した活動を行っています。そこで我々は劇場のない小さな港町に滞在し、島民や観光客を巻き込みながら《その時、その場所で、その人たちとしかできない演劇》を生み出してきました。そして、この作品創作の手法に演劇の新しい可能性を感じています。このグループミーティングでは、「ままごと」がこれまで小豆島で行ってきた活動内容の紹介、および今後の展望をお話ししたいと思います。
フェスティバル/トーキョー アジアシリーズについて
テーブル2
言語:日本語、英語
ホスト:市村作知雄、河合千佳(フェスティバル/トーキョー)
国際交流基金との共催により、昨年から新たに開始したアジアシリーズについてご紹介します。さまざまな言語、宗教、文化が混在し、国や地域ごとに豊かな多様性を有するアジア。このシリーズは、その中から毎年1ヵ国を選定し、国内外のネットワークの協力の下、スタッフによる数度に渡る現地リサーチを経て、現代的な舞台芸術を創作するアーティストや対象国の芸術環境を紹介するものです。昨年は韓国・多元芸術を特集。現在、ミャンマー、マレーシア等のリサーチを進めています。本シリーズの今後の可能性と課題について、ご関心をお持ちの皆様と意見交換ができれば幸いです。
KAMSを通しての国際交流
テーブル4
言語:英語
ホスト:ミシェル・イ(Korea Arts Management Service 国際発展部 プログラム・コーディネーター)
国際的な舞台芸術マーケティングのプラットフォーム(PAMS)、国際的マーケット開拓(Center Stage Korea、Resonance Korea、Journey to Korea Music、Into the Light)、国際交流の支援(ARKO-PAMS Grant、Funding for Center Stage Korea、KAMS-EFWMF Tour Grant、KAMS Connection)、韓国のコンテンポラリー・アーツ・コミュニティの交流(Project ViA)、アーツ・プロフェッショナルの人材育成(Next Expert Training/NEXT)、韓国の文化施設との協力プログラム(K-Arts Tour Program)について。
マニラをサポートしよう! フィリピンのSipat Lawin Ensembleと観客参加
テーブル3
言語:英語
ホスト:JK Anicoche、Sarah Salazar(Sipat Lawin Ensemble)
Sipat Lawin Ensembleはフィリピンのマニラを拠点とする先鋭的でサイト・スペシフィックなコンテンポラリー・パフォーマンス・カンパニーです。2010年から、さらなる相互作用と参加の可能性を作り出すことで、地元のパフォーマンス・コミュニティに新しい観客層を開拓しています。このミーティングでは、複数領域の統合、多文化間のコラボレーション、コミュニティ振興、持続可能性、観客が自分で値段を決める「ブランク・チケット」のコンセプト、そしてパフォーマンスと社会革新のための国際ラボ「KARNABAL: A Def. Defying Festival」をご紹介します。
2.12 Thu 14:10-14:40
あいちトリエンナーレ2016
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:唐津絵理(あいちトリエンナーレ実行委員会)
現代美術を基軸に、ダンス、演劇、オペラなどのパフォーミングアーツにも力を入れた
国際芸術祭として、2016年に3回目を迎える「あいちトリエンナーレ」。
あいちトリエンナーレ2016に向けて、過去2回の事業内容を紹介すると共に次回での
展開をご説明します。
○芸術監督 港千尋
写真家・著述家 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科教授(映像人類学)
○テーマ 虹のキャラヴァンサライ 創造する人間の旅
○会期 2016年夏から秋
Nextが実施する若手制作者の育成プログラムについて
テーブル1
言語:日本語
ホスト:藤原顕太(Next)
Next舞台制作塾では、実務スキル習得/メンタリティ考察/ネットワーク構築をコンセプトに、様々なキャリアの舞台制作者と共に、若手舞台制作者の育成を行っています。本テーブルでは、2/24より開講する国際的な舞台芸術の枠組みと舞台芸術の現場に特化した英語表現を教えるゼミ『舞台制作と「越境」〜国際フェスティバル/劇場/ドラマトゥルク〜』を中心に、これまでに開発されたプログラムの特徴と、今後の活動について紹介します。
ダンス分野のための持続的思考
テーブル2
言語:英語
ホスト:カタリーナ・リンホルム(Dance Info Finland プロジェクト・マネージャー)
どうすればダンスや他の舞台芸術分野がより持続可能になるでしょうか? Dance Info Finlandはこの問いを探求するため、「サステイナビリティ・シンクタンク」を2012年から2014年まで、北欧/バルト海のコラボレーション・プロジェクト「keðja」の一環として開催してきました。プロジェクト・マネージャーのKatarina Lindholmがこのシンクタンクの成果を共有し、ファンディング、モビリティ、助成構造などに関連してダンス分野における持続可能な思考についてお話しします。
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)の活動について
テーブル3
言語:英語
ホスト:齋藤啓(舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事)
舞台芸術オープンネットワーク(ON-PAM)は、アーティスト・芸術団体と観客の間を繋ぎ、社会に接する存在である「舞台芸術制作者」個々人が主体となって参加する全国的・国際的な会員制ネットワークです。2月13日に実施する報告会・総会を前に、会員の皆さんだけでなく、これから入会を検討されている皆さんと舞台芸術の社会的役割の認知向上、文化政策への提案・提言を目指すON-PAMの活動について一緒に考える機会です。
TPAMでの出会いが、ボスニア+イタリア5都市ツアーへ!
テーブル4
言語:日本語、英語
ホスト:ルイーサ・ズッフォ、林香菜、門田美和(マームとジプシー)
演出家・藤田貴大の大変新しい芸術表現と先鋭的な演劇様式をヨーロッパで紹介し広めるため、彼のカンパニー「マームとジプシー」と5つのヨーロッパの団体が共同してツアーを組みました。俳優のためのワークショップと並行してクリエーションを行ないながら、藤田貴大とマームとジプシーは5都市での上演を行ないました。
このミーティングでは、マームとジプシーが2013年のTPAM以降確立したFabbrica Europa Foundationとの協力関係を通じてボスニアとイタリアで公演を行なうまでの足跡をたどり、彼らの作品が観客とワークショップに参加したパフォーマーたちにどう受け入れられたかをご紹介します。
2.12 Thu 14:50-15:20
KAAT神奈川芸術劇場 海外向けツアー教育普及プロジェクト
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:伊藤文一、石井宏美(KAAT神奈川芸術劇場事業制作第二課)
開館5年目を迎えるKAAT神奈川芸術劇場では、舞台芸術作品の創造のみならず、教育普及分野にも力を入れ、世代を問わず参加可能でユニークなコンテンツの企画制作を行っています。今回のミーティングでは、教育普及プログラムの中から、海外にもツアー可能な、「邦楽ワークショップ『お話に音をつけよう』」と「劇場体験型謎解きゲーム『KAAT the ツアー』」をご紹介します。教育普及プログラムを実施している海外の劇場関係者のご参加をお待ちしております。
国際演劇協会(International Theatre Institute ITI)各国センター、および日本センターの取り組み
テーブル2
言語:日本語
ホスト:曽田修司(公益社団法人国際演劇協会日本センター)
国際演劇協会(International Theatre Institute ITI)は、世界各国・地域に約80のセンターを持ち、ワールド シアター デイ、インターナショナル ダンス デイなどの催事やパフォーミング アーツ教育など、その活動を国際的に推進する団体です。TPAM Exchange グループミーティングでは、日本センターが設立した内村賞、『紛争地域から生まれた演劇』の開催等、日本センターの活動の事例と、各国センターの活動に焦点を当て説明します。
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)の活動について
テーブル1
言語:日本語
ホスト:川口聡(舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)理事)
舞台芸術オープンネットワーク(ON-PAM)は、アーティスト・芸術団体と観客の間を繋ぎ、社会に接する存在である「舞台芸術制作者」個々人が主体となって参加する全国的・国際的な会員制ネットワークです。2月13日に実施する報告会・総会を前に、会員の皆さんだけでなく、これから入会を検討されている皆さんと舞台芸術の社会的役割の認知向上、文化政策への提案・提言を目指すON-PAMの活動について一緒に考える機会です。
ヴィジュアル・シアターの交流
テーブル3
言語:英語
ホスト:Anne Jämsä(WHS contemporary circus & visual theatre 共同芸術監督)
WHSはコンテンポラリー・サーカスと映画、ダンス、パペット、ヴィジュアル・アーツを融合したヴィジュアル・シアターを創作しています。作品は40カ国をツアーしています。近年劇場「WHS Teatteri Union」を設立し、フィンランドのヴィジュアル・パフォーミング・アーツの新しいステージとして運営。カンパニーと会場の間での、作品の国際的な相互交流の可能性を探りたいと思います。
インドネシアのコンテンポラリー・パフォーミング・アーツ:多様性、歴史、社会的リアリティを表出する舞台芸術
テーブル3
言語:英語
アムナ・クスモ(クローラ財団設立者・ディレクター。同財団は1999年よりインドネシアの舞台芸術を育成するプログラムを展開しています)、ヘリー・ミナルティ(ダンス研究者/インドネシアン・ダンス・フェスティバル芸術監督)、ユディ・タジュディン(テアトル・ガラシ芸術監督)がインドネシアの舞台芸術の最新状況をお伝えします。また、インドネシアの多様な伝統、文化史、ダイナミックな社会的リアリティが、いかにして、多文化間のコラボレーション事業のための豊かで生産的なプラットフォームの形成につながっているかをお話しします。
2.12 Thu 15:30-16:00
“アジアの絆を強くする。” 国際交流基金アジアセンターについて
ルーム
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:大内桃子(国際交流基金アジアセンター)
昨年4月、新しい文化交流政策「文化のWAプロジェクト」に基づき、国際交流基金内にアジアセンターが新設されました。2020年に向けてアジアに住む人々の間に隣人としての共感・共生の意識が育まれていくことを目指し、舞台芸術はじめ様々な分野で、交流や協動の機会を生み出す活動を始めています。今回は、皆様にこのアジアセンターの事業方針や活動内容についてご紹介します。
セゾン文化財団の公募プログラムについて
テーブル1
言語:日本語
ホスト:福冨達夫(公益財団法人セゾン文化財団)
助成金および作品創造等の場としての森下スタジオ(東京)を提供することによって、日本の現代演劇・舞踊を支援するセゾン文化財団の公募プログラムに関するミーティングです。セゾン・フェロー、サバティカル、創造環境整備、国際プロジェクト支援の各プログラムについて紹介します。皆様のご参加をお待ちしています。
Intervention in Theatre
テーブル2
言語:日本語、英語
ホスト:危口統之(悪魔のしるし)
悪魔のしるしの活動紹介を中心に、発注者たる劇場と受注者たる作家、そして観客の関係について意見交換を行う。キーワード:ドキュメンタリー演劇・参加型アート ・地域系アート・客席の設計
アフタートークだけじゃ物足りない!観劇体験を深めるワールド・カフェのススメ
テーブル4
言語:日本語
ホスト:平松隆之(静岡から社会と芸術について考える合宿WSファシリテーター、劇団うりんこ/うりんこ劇場)
「作品をより良く味わってもらいたい」「アンケートやSNS以外からも感想が聞きたい」「せっかく足を運んでくれた観客同士が語り合う場があればいいのに・・・」そんな思いを抱いたことはありませんか?このテーブルではどのカンパニーや劇場でもローコストで気軽に行える「ワールド・カフェ」という手法を、SPACの事例を紹介しながら、方法論や効果の解説、研修方法についてお話しします。
2.12 Thu 16:10-16:40
ACCのフェローシッププログラムについて
テーブル1
言語:日本語
ホスト:吉野律(アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC))
ACCのフェローシッププログラムは、1963年から始まった、アメリカとアジア諸国の芸術家や芸術の専門家への奨学金提供を通じ、諸国間の国際交流を支援するプログラムです。ACCのフェローシップでは、どのような機会が提供されるのか、また、フェローシップを通じた経験とはどのようなものなのかをお伝えします。
キナダの活動/ハイバイ、サンプルの作品紹介
テーブル2
言語:日本語、英語通訳あり
ホスト:三好佐智子(有限会社quinada)
キナダは2004年の設立から一貫して「演劇のある幸福な生活」を目指し、アーティストのマネジメントと演劇の制作、制作者の育成支援を行ってきました。ハイバイ(主宰:岩井秀人)とサンプル(主宰:松井周)の活動を中心に、当社の事業内容をご紹介致します。
国際交流基金の支援事業について
テーブル4
言語:日本語
ホスト:佐藤幸治(国際交流基金アジアセンター)、別府将史(国際交流基金文化事業部)
昨年4月のアジアセンターの設立に伴い、アジア向けに新規に開始された各種支援プログラム(アジア・市民交流助成/文化創造協働助成/フェローシップ)について、アジア以外も対象とする既存のプログラム(文化芸術海外派遣助成、パフォーミング・アーツ・ジャパン)と共に、それぞれの特徴や申請時の留意点などについてご紹介します。
国際交流基金の支援事業について
テーブル3
言語:英語
ホスト:稲田充弘(国際交流基金アジアセンター)、別府将史(国際交流基金文化事業部)
昨年4月のアジアセンターの設立に伴い、アジア向けに新規に開始された各種支援プログラム(アジア・市民交流助成/文化創造協働助成/フェローシップ)について、アジア以外も対象とする既存のプログラム(文化芸術海外派遣助成、パフォーミング・アーツ・ジャパン)と共に、それぞれの特徴や申請時の留意点などについてご紹介します。