©melatisuryodarmo

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BankART Studio NYK NYK ホール
2.13 Fri 18:30

• つくる人:無料(要予約)
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• みる人:¥1,000
※ 参加方法/チケットについて

『BORROW』は『シシュポス』の制作へとつながったさまざまな影響や背景の断片をパフォーマンスへとまとめた作品。『シシュポス』は振付作品を制作するために継続的に行っているリサーチで、記憶の容器としての身体に注目し、神懸かりの状態に現れる動きを身体がどのように記憶しているのかを探ります。本パフォーマンスには『EXERGIE – butter dance』などスルヨダルモの過去の作品の部分を実演してみせるデモンストレーションも含まれています。

コンセプト・ドラマトゥルク:ムラティ・スルヨダルモ
音楽:ウキル・スルヤディ(シシュポス)、イクバル・S・ルビス(シシュポス)、デーン・バスリ・シラ(EXERGIE – butter dance)

 
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ムラティ・スルヨダルモ

ムラティ・スルヨダルモのパフォーマンスは、身体とそれが帰属する文化、環境との間の関係をテーマにしている。その場にいることを通して彼女は物事を編集し、抽出し、観念化し、そしてそれを動きへと変換していく。文化や社会、政治的な事柄をも取り込み、自身の心と体で表現する。身体を使うだけでなく美術の要素も取り入れ、アイデンティティやエネルギー、政治、そして身体と環境の関係について語る。 ドイツのブラウンシュヴァイク美術大学で古川あんず、マリナ・アブラモヴィッチの下で学ぶ。1996年より数多くの国際的なフェスティバルや展覧会に参加している。第50回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2003)、アイルランド近代美術館『Marking the Territory』展(2001)、アムステルダム・ヴァン・ゴッホ美術館『エゴン・シーレの人生』展(2005)を始め、ビデオブラジル(サンパウロ)、ワールドカルチャーセンター(HKWベルリン)、第52回ヴェネツィア・ビエンナーレ・ダンスフェスティバル、イタリア・ボルツァーノの『マニフェスタ7』展(2008)、イントランジット・フェスティバル(HKWベルリン、2009)、トロントのルミナート芸術フェスティバル(2012)などでも作品を発表している。ここ6年間はインドネシアや東南アジア各国でも作品を発表。インドネシア・ソロのパデポカン・レマ・プティ学校では2007年より毎年、パフォーマンス・アート・ラボラトリー・プロジェクト、および「undisclosed territory」パフォーマンスアートフェスティバルを企画運営している。