天使論
本作は踊る身体イメージとそれを観る観客の言語イメージについて扱っています。「コカ・コーラ」と踊る身体を対置し、演出家自身のナビゲーションによってコード化された観客の視線に亀裂を入れてゆく観客のまなざしへの振り付け作品と言えるでしょう。2012年初演『天使論』(TPAM in Yokohama 2012)を、大幅にリクリエーション。新たなダンサーに、ピチェ・クランチェン・ダンスカンパニーで活躍する、コーンカーン・ルーンサーワンを迎えます。
構成・演出:相模友士郎
振付・出演:増田美佳、コーンカーン・ルーンサーワン
タイ語通訳・演出助手:豊山佳美
翻訳:板井由紀
照明:吉本有輝子
映像:山田晋平
舞台監督:夏目雅也
制作:小倉由佳子、和田ながら(KYOTO EXPERIMENT)
主催:国際交流基金アジアセンター、KYOTO EXPERIMENT
共催:国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2015実行委員会