スケジュールの一覧はこちらからPDFでダウンロードできます。
TPAMエクスチェンジ 2月14日
TPAMエクスチェンジ 2月15日
2月14日(金) 2月15日(土)
11:30–12:00
音楽ユニット「ASA-CHANG&巡礼」のダンス作品紹介
• ルーム
• ホスト:ASA-CHANG(ASA-CHANG&巡礼 主宰)、奥野将徳(プリコグ 制作)
• 言語:日本語・英語通訳あり
1997年の結成以来、その先鋭的な楽曲と、伝統的な太鼓をリメイクしたオリジナル楽器によって奏でられる複雑なリズムによって世界的に高い評価を得てきたASA-CHANG&巡礼。近年では世田谷パブリックシアターやKYOTO EXPERIMENTにおいてダンス作品を発表。音楽家独自の視点・感性によって構成され、自身の楽曲のもつ多様性をベースに、時にポップで時に重厚なダンス作品を映像とともに紹介します。
ネットワークづくりについて
• テーブル
• ホスト:野村政之(青年団・こまばアゴラ劇場 制作)
• 言語:日本語
まず、公演制作や劇場制作と並行してホストが取り組んできた、制作者及びアーティストとのネットワークづくりに関するいくつかの事例を紹介します。それに続けて「なぜネットワークが大事なのか」「どうやってネットワークを役立てるか」「今後必要となる人のつながりをどのように築いていくか」などを、参加者と意見交換しながら話し合いたいと思います。
あうるすぽっとへの提案ヒアリング
• テーブル
• ホスト:ヲザキ浩実(あうるすぽっと 制作統括/チーフ・プロデューサー)、岸本匡史(あうるすぽっと 制作)
• 言語:日本語
あうるすぽっとで事業を開催してみたいアーティスト・団体から提案をヒアリングするテーブルです。企画ややりたいことをお持ちの方、あうるすぽっとでの事業開催について詳しく知りたいという方、ぜひご参加下さい。
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)の活動とこれから
• テーブル
• ホスト:齋藤啓(舞台芸術制作者オープンネットワーク)
• 言語:英語
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)についての紹介と、今後の展開について意見交換を行ないます。2月12日に実施する報告会・総会での活動報告や活動計画を踏まえ、特に国際的な展開を中心にON-PAMの今後について一緒に考える機会です。海外から参加される皆さん、ON-PAMの国際的活動に関心のある皆さんのご参加お待ちしています。
地域で国際演劇祭を行なうこととは~「ふじのくに⇔せかい演劇祭」の取り組みとこれから
• テーブル
• ホスト:成島洋子(SPAC – 静岡県舞台芸術センター 芸術局長)、仲村悠希(SPAC – 静岡県舞台芸術センター 制作部)
• 言語:日本語
SPAC-静岡県舞台芸術センターが毎年開催している国際演劇祭「ふじのくに⇔せかい演劇祭」のプログラミングや、取り組みを紹介した上で、静岡という地域で国際的な事業を実施する意義や効果、あるいは困難や課題について参加者の皆さんと考えていきます。議論を通じて国際的なアートイベントの発展の可能性を探っていきたいと思います。
12:10–12:40
チェルフィッチュと篠田千明の活動紹介
• ルーム
• ホスト:黄木多美子、河村美帆香(プリコグ 制作)
• 言語:日本語・英語通訳あり
2013年に続き、今年も5月にヨーロッパでの新作発表と海外ツアーを控えつつ、国内での活動の活発化も視野に入れる、演劇カンパニー・チェルフィッチュと、快快を脱退後、タイ・バンコクに拠点を移し舞台表現にとどまらずインスタレーションなど多彩な表現手法を模索してきた篠田千明の新作プロデュースに関するご紹介を各15分ずつ行ないます。
アサヒグループ芸術文化財団の助成活動について
• テーブル
• ホスト:竹田義信(公益財団法人アサヒグループ芸術文化財団 業務執行理事)
• 言語:日本語
舞台芸術、美術、音楽の3部門における、個人及び団体の優れた芸術活動及び国際交流事業に対し助成を行なっています。公募、選考、報告書作成等、助成申請の一連の流れをご紹介するとともに、アーティストや団体の皆さんの多彩な表現活動も伺い、さまざまに意見交換、交流させていただくテーブルです。ぜひご参加ください。
りゅーとぴあ製作の演劇作品シリーズ“物語の女たち”の紹介
• テーブル
• ホスト:今尾博之(りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 事業課 企画制作担当)
• 言語:日本語
日本文学の名作を名女優の一人語りとして舞台化し、りゅーとぴあ発の演劇作品として製作している“物語の女たち”シリーズ。出演者、セットを最小限とし、昨年は5作品を全国でのべ40都市61公演を実施したこのシリーズ作品の紹介を軸に、公共ホールにおける演劇作品の上演の可能性などを話題にしたいと思います。公共ホール、劇場の担当者の方々ご参加ください。
過去の製作作品 〇十朱幸代出演 司馬遼太郎「燃えよ剣」〇奈良岡朋子出演 井伏鱒二「黒い雨」 〇岸恵子出演 藤沢周平「蝉しぐれ」ほか
ソッサイ・パントゥムゴモン劇場:芸術的出会いのためのパフォーミング・アーツ・スペース
• テーブル
• ホスト:Piyawat Thamkulangkool(ソッサイ・パントゥムゴモン劇場 演劇プロジェクトマネージャー・プロデューサー/チュラロンコン大学演劇学科 講師)
• 言語:英語
このテーブルは、タイでの上演に興味を持ち、バンコクの観客に向けて公演やワークショップのための会場を探している演劇/ダンスグループに向けたものです。ソッサイ・パントゥムゴモン劇場は、バンコク中心部に位置するチュラーロンコーン大学芸術学部演劇専攻のブラックボックス・シアターで、小中規模のプロダクションに最適な設備を備えています。2011年6月に、学部40周年記念公演『マクベス』とともにオープンしました。年次公演・学生公演・ワークショップ開催のほか、ティム・クローチ『An Oak Tree』、平田オリザ・石黒浩によるアンドロイド演劇『さようなら』(日本以外のアジア初演)、Protein Dance『LOL(Lots of Love)』東南アジア初演、コンドルズ『GRANDSLAM』(海外初演)などの海外作品を上演しています。
アジアと欧州の文化協力:新しい方向性
• テーブル
• ホスト:アヌパマ・シェカール(アジア欧州財団 文化部門 副ディレクター)
• 言語:英語
アジアと欧州の文化協力に新しい方向性が現れてきています。文化外交から文化協力へ、自己アピールから相互に有益な協力へ。この潮流は、国際協力の現場をどのように変化させるのでしょうか。情報、資金、モビリティの落差など、問題はまだ存在しています。また、芸術団体や芸術に関わる人々のより広範で持続可能なネットワーク、対話のメカニズム、政府機関と非政府活動の協力が求められています。こうしたギャップにいかに取り組むべきでしょうか?
12:50–13:20
ダンスカンパニー「ニブロール」の活動紹介
• ルーム
• ホスト:奥野将徳(プリコグ 制作)
• 言語:日本語・英語通訳あり
1997年結成。振付家・矢内原美邦を中心に、映像作家、音楽家、美術作家とともに、国内外で作品を発表し、数々の賞を受賞するなど高い評価を得ているダンス・カンパニー「ニブロール」。最新作 『see / saw』および現在創作中の新作を中心に、その活動を紹介します。
これから必要となる舞台制作者の人材育成プログラムとは、どのようなものか?
• テーブル
• ホスト:藤原顕太、斉木香苗(有限会社ネビュラエクストラサポート[Next])
• 言語:日本語
有限会社ネビュラエクストラサポート(Next)では東京を拠点に、舞台制作者の人材育成プログラム「Next舞台制作塾」を2年間にわたり展開してきました。その中核となるプログラムである若手舞台制作者による「ゼミ」の事例紹介をした上で、今後舞台芸術界ではどのような舞台制作者育成プログラムが必要となるか、参加される皆さんとの知識のシェア・意見交換を行ないたいと思います。舞台制作者の人材育成とネットワーキングに興味がある皆様、ぜひご参加ください。
国際交流基金の舞台芸術事業について
• テーブル
• ホスト:別府将史(国際交流基金 文化事業部 情報提供・映像管理チーム 上級主任)
• 言語:日本語
国際交流基金は、日本の公的国際文化交流機関として、世界全地域を対象に広汎な文化交流事業を行なっています。このミーティングでは、当基金が、日本の優れた舞台芸術を海外に紹介するために取り組んでいる、公演団の派遣、海外公演事業に対する助成、WEBサイトを通じた情報発信などの活動をご紹介します。
Kakiseniの旅 — マレーシアのアートの戦士を探して
• テーブル
• ホスト:Low Ngai Yuen(Kakiseni 代表)
• 言語:英語
このテーブルでは、マレーシアの舞台芸術中間支援団体Kakiseniの活動やビジョンをご紹介します。Kakiseniは、芸術と学校・大学における文化教育モデルの確立を通して、創造力と革新へのアクセスを推進しています。また、国や地域で舞台芸術を振興するプラットフォームとして活動し、コンテンツ製作、資金調達、新しい作品やアーティストの発展に関わる人々を支援しています。毎年マレーシアでの最高の達成に贈られるCameronian Arts Awards、スキルの交流とコラボレーションのためのInternational Arts Exchange Programも実施。2013年には、人々に直接アートに触れてもらうため、国内で最も賑やかなショッピング・モールにブラック・ボックスを建て、世界中から選ばれた512名のアーティストの作品をノン・ストップで紹介しました。
世田谷パブリックシアター事業紹介
• テーブル
• ホスト:清水幸代(世田谷パブリックシアター 制作)
• 言語:日本語
世田谷から国内へ、そして世界へと作品を創造発信する世田谷パブリックシアター。地域に根差した公共劇場として、市民参加プログラムや、公募プログラムなども多数手がけています。ここでは劇場事業紹介と、ネットワーク構築可能なプログラムについて紹介します。
13:30–14:00
岸田賞受賞作『前向き!タイモン』のご紹介
• ルーム
• ホスト:奥野将徳(プリコグ 制作)
• 言語:日本語・英語通訳あり
ニブロール主宰・振付家の矢内原美邦が、2005年に「演劇作品」を製作することを目的に立ち上げたソロプロジェクト。2012年に岸田國士戯曲賞を受賞し、2013年には全国ツアーを行なった『前向き!タイモン』を中心に、ミクニヤナイハラプロジェクトの活動をご紹介します。俳優によるミニパフォーマンスも。
セゾン・フェローの助成プログラム紹介と、助成金の計画的活用について
• テーブル
• ホスト:岡本純子(セゾン文化財団 プログラム・オフィサー)
• 言語:日本語
助成団体には文化庁、アーツカウンシル、セゾン文化財団等、いくつかの種類があり、それぞれ対象となる活動や使途が異なります。ここではセゾンフェローを中心に、様々な助成金をいつ、どのように活用して活動を展開していくかを話合います。
KOBE-Asia Contemporary Dance Festival #3について、その他のプログラムについて
• テーブル
• ホスト:横堀ふみ(NPO法人DANCE BOX プログラム・ディレクター)
• 言語:日本語
2014年2月1日~3月2日(パフォーマンスは2月15日~23日)に開催する「KOBE-Asia Contemporary Dance Festival #3」。プログラム・ディレクターは塚原悠也(contact Gonzo)。岡田利規×ピチェ・クランチェン×曽田朋子、contact Gonzo×Skuchruch×西光祐輔、松本雄吉×ジュン・グエン=ハツシバ×垣尾優、アニマル・ポップ・ファミリー×QUICK×DJ$HINらが参加します。当事業、および他ダンスボックスの事業についてご紹介します。
インドの新しい劇作について
• テーブル
• ホスト:Neel Chaudhuri(Tadpole Repertory 芸術監督)
• 言語:英語
この十年の間に、インドでは新しい世代の劇作家・演出家たちが出現し、演劇における作家の役割を再発見・再興してきました。従来の戯曲(欧米の演劇に定義されるような)がインド演劇に植民地主義的に導入されたと考えるならば、昨今のこの活動の推進は、この慣習の支配力を疑問に付しそれに挑戦するものでした。アルカイックな様式と現代的な様式、古典性と抽象性、文学性と非言語性の両方を活用し、こうした劇作家や演出家たちはドラマツルギーの概念を刷新してきました。Tadpole Repertoryとそのオリジナル作品、デバイスド・パフォーマンス、アダプテーション、翻訳などを横断する過去7年間の劇作を中心に、この劇作の新しい潮流についてお話ししたいと思います。ほかの文化圏での類似した潮流についてみなさんのお話を聞くこと、また現存するテクストの共有や共同制作による新しいテクストの創作の可能性について議論することにも、大いに興味を持っています。
フィンランドと北欧諸国のダンスについて
• テーブル
• ホスト:ピルエッタ・ムラリ(Dance Info Finland 海外担当)
• 言語:英語
Dance Info Finlandの海外担当から、フィンランドのダンスをご紹介します。アーティスト、カンパニーの情報に加えて、ダンスに関わるシステムや団体についてもお話しします。また、Dance Info Finlandがパートナー団体の1つになっている北欧のダンスプラットフォーム「ICE HOT Nordic Dance Platform」のご紹介もします。
14:10–14:40
東京文化発信プロジェクトとは?
• ルーム
• ホスト:森隆一郎(東京文化発信プロジェクト室 広報調整担当課長)
• 言語:日本語・英語通訳あり
2016年東京オリンピック・パラリンピックの招致活動を機に開始した「東京文化発信プロジェクト」は、東京都と東京都歴史文化財団が芸術文化団体やアートNPOなどと協力して実施している事業です。様々な分野の国際フェスティバル、まちなかで市民とアーティストが協働するアートプログラム、国際ネットワーキングなど、幅広く展開しています。その活動をご紹介するとともに、参加者の方々と意見交換、交流していきたいと思います。
小さなダンス教室や個人のパフォーマーが効率的にビジネスを拡大できる強力な戦略
• テーブル
• ホスト:長岐裕之(一般社団法人日本バレエダンサー育成協会 代表理事)
• 言語:日本語
小さなダンス教室や個人のパフォーマーが収入を増やすために使える効率的かつ強力な戦略を紹介します。実在する小さなダンス教室や国内外のダンサーにより成果実証済みの戦略です。この戦略の一部は、あなたも既に実施しているかもしれません。しかし、経験則や業界の前例に基づいて発想するのではなく、原理原則に立ち返って可能性を掘り起こすことで、各自のビジネスに最適化・最大化した形で戦略が立案できるようになります。
若手制作者のつどい
• テーブル
• ホスト:野村政之(青年団・こまばアゴラ劇場 制作)
• 言語:日本語
制作者、ドラマトゥルクなどの形で若手・中堅の劇団、演出家の活動に参加しながら、こまばアゴラ劇場、アサヒ・アートスクエア運営委員、アーツカウンシル東京アーツアカデミー調査員などで創作環境づくりについても取り組んでいるホストが、若手制作者とざっくばらんに語り合うテーブルです。
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成プログラムについて
• テーブル
• ホスト:吉野律(アジアン・カルチュラル・カウンシル 日本オフィス ディレクター)
• 言語:日本語・参加者の状況により英語通訳あり
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)は、アメリカとアジアにおける芸術家や芸術の専門家の国際交流を支援するアメリカの財団です。1963年の設立以来、日本の多くのヴィジュアル/パフォーミングアート分野の専門家に、アメリカや日本以外のアジア地域での調査、研究、勉強の機会を提供してきました。これまでの助成金支給の事例とともに、ACCの助成金プログラムの特徴、申請のポイントなどをご紹介します。
PACT ツォルフェルアイン レジデントアーティストによる報告
• テーブル
• ホスト:東京ドイツ文化センター
• 言語:英語・日本語(場合によってドイツ語)
エッセン(ドイツ)にあるパフォーミングアーツセンター、PACT ツォルフェルアインのレジデンス・プログラムの参加アーティストであるマイ・ツァリー、田中奈緒子、トーマス・レーメン、そしてディレクターのシュテファン・ヒルターハウス氏(予定)に、プログラムの概要や、実際の滞在の様子を紹介していただきます。
14:50–15:20
日本人プロデューサー・アーティストに向けたオーストラリアの新助成制度について
• ルーム
• ホスト:Rosemary Hinde(オーストラリア・カウンシル・フォー・ジ・アーツ コンサルタント)
• 言語:英語・日本語通訳あり
オーストラリア・カウンシル・フォー・ジ・アーツ(オーストラリア政府の芸術助成・諮問機関)では最近、アジアのアーティストに対し、オーストラリアでの活動またはオーストラリアのアーティストとのコラボレーションを援助するための2つの助成プログラムの詳細を発表しました。「アジア・イン・オーストラリア」は、アジアのアーティスト・カンパニーがオーストラリアの観客に向けて作品を発表できるよう、オーストラリアの芸術団体・プレゼンターの招聘活動を支援します。「クリエイティブ・パートナーシップ・ウィズ・アジア」は、オーストラリアで活動するアーティストとアジアで活動するアーティストの創造的パートナーシップを支援します。ぜひこのミーティングに参加し、これらの助成制度についてより詳しい情報を得るとともに、オーストラリアからのTPAM2014参加者と交流を深めてください。
王子小劇場を利用してシーンにデビューしよう
• テーブル
• ホスト:玉山悟(王子小劇場 代表/芸術監督)
• 言語:日本語
気鋭の劇団を排出し続ける王子小劇場を使って団体の注目度をアップさせましょう。王子小劇場の新制度、新料金体系を上手にお得に使うにはどうすればいいかを、劇場の代表が説明します。
WHSのヴィジュアル・シアターのご紹介
• テーブル
• ホスト:Anne Jämsä(WHS 共同芸術監督)
• 言語:英語
WHSは様々な芸術様式の間の境界に挑み、コンテンポラリー・サーカス、映画的要素、ダンス、人形劇、ヴィジュアル・アーツを融合するパフォーマンスを作っています。10数年前の設立以来、WHSは言葉を用いないパフォーマンスを世界40カ国近くの150のフェスティバル・劇場で上演しています。
TACT/FEST 大阪国際児童青少年アートフェスティバル 2014
• テーブル
• ホスト:さくらこりん(TACT/FEST インターナショナル・コーディネイター)、落合由人(大阪市立阿倍野区民センター 事務局長)
• 言語:日本語
2007年より毎年開催しているTACT/FESTは、こどもと大人が一緒に楽しめる高水準の作品の招聘を中心に、シンポジウムやワークショップ等多彩な展開を行ってきました。参加枠の新設・拡大などの今年のトピックと、未来への展望をお話しします。また、会場の一つとなる【オーバルシアター&ギャラリー】の紹介と4月からの新体制についてもお話しします。
セゾン文化財団 国際プロジェクト支援~コラボレーションについて考えよう~
• テーブル
• ホスト:堤治菜(セゾン文化財団 プログラム・アシスタント)
• 言語:日本語・参加者の状況により英語通訳あり
セゾン文化財団の国際協働事業を支援するプログラムについてご紹介しながら、芸術団体, 制作者皆さんからコラボレーションにおける成功例や、課題を伺いながら、日本と海外とのコラボレーションにおいて、それぞれ工夫や悩みを持ち寄って共有するテーブルです。「現場」が理想とする支援についても提案下さい。
15:30–16:00
日本最大級の舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス施設がオープンします(2014年4月)
• ルーム
• ホスト:西山葉子(城崎国際アートセンター プログラム・ディレクター)
• 言語:日本語・英語通訳あり
舞台芸術のためのアーティスト・イン・レジデンス施設が日本屈指の温泉地、城崎(兵庫県豊岡市)にオープンします。最大で1000人収容の大ホール、6つのリハーサル・スタジオ、28名分のレジデンスを備え、国内外の舞台芸術活動を支援します。稽古に集中しつつ温泉で癒されたい実演家の皆様、国際共同製作などをご検討で費用を節約したいプレゼンターの方、学会やシンポジウムの開催地をお探しの方、2014年下半期の公募プログラム(宿泊費、施設使用料が0円!)にぜひご応募ください。
現代中国の日常への介入としての演劇
• テーブル
• ホスト:Sun Xiaoxing(詩人/劇作家/演出家/批評家/天津音楽学院 講師)
• 言語:英語
劇作家、演出家、ドラマトゥルクとして、Sun Xiaoxingは2013年に『Writing Poem』『Daily_Unusual Everyday』『25.3KM』を創作、あるいは創作の補佐をしました。この3作品を例に、ドキュメンタリー・シアター、ソーシャル・シアターの方法を用いて同時代の中国の日常へ介入する彼の実践を紹介します。検閲や取り締まりに関わるリスクもこのディスカッションのトピックになるでしょう。
「ままごと」小豆島滞在記
• テーブル
• ホスト:宮永琢生(ままごと|ズキュンズ)
• 言語:日本語
日本の劇団「ままごと」(主宰・柴幸男)が、「瀬戸内国際芸術祭」に参加するため、2013年春夏秋に小豆島で長期滞在創作を行ない、現地での《関係》から生まれた作品を発表してきた経験から、国際芸術祭やアートの枠組みにおける「演劇」の可能性について話していきたいと思います。
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)の活動とこれから
• テーブル
• ホスト:中村茜、小倉由佳子、武田知也(舞台芸術制作者オープンネットワーク)
• 言語:日本語
舞台芸術制作者オープンネットワーク(ON-PAM)についての紹介と、今後の展開について意見交換を行ないます。2月12日に実施する報告会・総会での活動報告や活動計画を踏まえ、会員の皆さんやこれから入会を検討されている皆さんとON-PAMの今後について一緒に考える機会です。皆さんのご参加お待ちしています。
Korea Arts Management Service(KAMS)の国際交流プログラム
• テーブル
• ホスト:Yena KANG(Korea Arts Management Service 国際発展部 スタッフ)
• 言語:英語
Korea Arts Management Service(KAMS)は、さまざまな地域との独自の国際交流ストラテジーを構築し、国際的パートナーとの協力的ネットワークを通した交流において、芸術の価値を高めています。Performing Arts Market in Seoul(PAMS)はKAMSの主要プログラムのひとつで、2014年には中国、香港、マカオ、シンガポールの舞台芸術シーンにフォーカスします。日本を含む東北アジアは2015年のPAMSでフォーカスされる予定です。KAMSはまた、舞台芸術のプロフェッショナルの国際的活躍を促進し、ネットワーキングの機会を拡大する「KAMSコネクション」プロジェクトも運営しています。KAMSはアジアのパートナーとなる団体を探しています。
2月15日(土) 2月14日(金)
11:30–12:00
アーツカウンシル東京の助成プログラムについて
• ルーム
• ホスト:佐野晶子、酒井徹(アーツカウンシル東京[公益財団法人東京都歴史文化財団]プログラムオフィサー)
• 言語:日本語・英語通訳あり
アーツカウンシル東京は、東京の芸術文化の創造環境のより一層の向上と海外との連携の強化をめざし、様々な事業を展開していきます。その一つとして東京を拠点とする芸術団体を対象とした助成プログラムを実施しています。今回はこの助成プログラムについてご説明するとともに、今後の海外ネットワーク構築の場としていきたいと思います。
世界の同時代演劇とどう向き合うか~「紛争地域から生まれた演劇」を例に~
• テーブル
• ホスト:林英樹(公益社団法人国際演劇協会日本センター 理事)、曽田修司(公益社団法人国際演劇協会日本センター 常務理事・事務局長)
• 言語:日本語
ITIでは、2009年から、「紛争地域から生まれた演劇」と題する海外戯曲のリーディングを行なって来ました。このシリーズは、これまでの5回の実施を通じて、日本に知られることの少ない政治的に緊張度が高い地域の演劇を継続的に紹介上演し、好評をいただいて来ました。今後、制作・創造の両面で本企画にご協力いただける方と意見交換ができることを希望しています。
ペタトーク=「美」についてかんがえる=
• テーブル
• ホスト:平松隆之(劇団うりんこ/うりんこ劇場 制作)
• 言語:日本語
皆さんはこれまでの人生の中で「美」に出会ったことはありますか? いや、今まで一度も「美」を感じたことのない人はいないでしょう。それでは、「美」の価値とは一体何なのでしょうか。なぜ人はこれほどまでに美を求めるのでしょう。とにかく集まった人達で、人と美の関係について語り合えたらと思います(もちろん唯一の答えは出ませんがあまりにも盛り上がったら引き続き交流スペースで続投する、かもしれません)。
プロジェクト「話し言葉の百科全書」のパフォーミングアート作品紹介
• テーブル
• ホスト:ジョリス・ラコスト(演出家)、マルク・ペレネス(マネージャー)
• 言語:英語
「話し言葉の百科全書」は、2007年にジョリス・ラコストが立ち上げた、アーティスト集団によるプロジェクトです。話し言葉を、その特徴に応じて分類し、あらゆる録音物を収集しています。さらに、集められた録音物をもとにして、サウンド作品やダンス・演劇、パフォーマンス、講演会、インスタレーション、ゲームなどを制作・発表しています。2月13日・14日には国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014にて、本プロジェクトの作品のひとつである『コラール』が上演されます。『コラール』は、演出家ジョリス・ラコストと、アゴラ企画・こまばアゴラ劇場/青年団との初コラボレーション作品で、2015年にはこのコラボレーションを発展させ、ジョリス・ラコストが多国籍の俳優による多言語での『Suite n°2』をクリエーションする予定です。
Polyglot Theatre — オーストラリアの子供・家族向けインタラクティヴ・シアターの草分け
• テーブル
• ホスト: Tamara Harrison (Executive Producer, Polyglot Theatre)
• 言語:英語
Polyglot Theatreはオーストラリアの子供・家族向けインタラクティヴ・シアターを先導しているカンパニーです。インスタレーション『Play Space』や幼児向けパフォーマンスを日本のアーティストやプレゼンターにご紹介します。私たちは子供のアート、遊び、アイデアに触発され、子供の創造力を私たちのアートの核心に置いています。特に、公共空間を活性化する大規模なインタラクティヴ・インスタレーションや、観客と演劇的体験の関係を探求する実験的演劇を得意としています。子供たちは段ボール、紙、マスキングテープ、ゴム素材など単純な材料を使って驚くようなクリエーションを行ないます。これまでにロイヤル・ナショナル・シアター(ロンドン)、ケネディ・センター(ワシントン)、リンカーン・センター(ニューヨーク)、香港藝術節、中国国家大劇院、また、シドニー、ダーウィン、パース、メルボルンでの国際芸術祭など、5カ国語、4大陸で上演を重ねています。
12:10–12:40
山口情報芸術センター[YCAM]のコンテンツ・活動紹介 国内外向け
• ルーム
• ホスト:竹下暁子、塩見直子(山口情報芸術センター[YCAM]パフォーミングアーツ プロデューサー)
• 言語:日本語・英語通訳あり
山口情報芸術センター[YCAM]は、プログラミング、インターネット、映像、センシングなどテクノロジーを使った新たな表現、教育、コミュニティを作っていくメディアアートセンターです。ザ・フォーサイス・カンパニーの安藤洋子と新しいダンスの作り方やワークショップを開発・実践するプロジェクト「Reactor for Awareness in Motion(RAM)」や、野村萬斎と坂本龍一、高谷史郎による能楽とメディアアートのコラボレーション作品「LIFE-WELL」など、巡回が可能なYCAMコンテンツを中心に活動をご紹介いたします。
アサヒ・アートスクエアの取組みについて
• テーブル
• ホスト:坂田太郎(アサヒ・アートスクエア)
• 言語:日本語
自らの表現ともう一度向き合い「考える機会」をサポートする「グローアップ・アーティスト・プロジェクト」。アートスクエアの空間と対峙し、ともに創造する「オープン・スクエア・プロジェクト」。アートスクエアの特徴を示すこの2つのプログラムを中心に、下町から多彩な文化発信を続ける「アサヒ・アートスクエア」の取組みをご紹介させていただきます。ぜひご参加ください。
ベトナムで活動する2人のダンサーとのミーティング
• テーブル
• ホスト:Vu Ngoc Khai、Cao Duc Toan
• 言語:英語
Experimental TheatreとVietnam Dance Collegeで副ディレクター・講師を務めるCAO DUC TOANはハノイを拠点に、そしてArabesque Dance Companyで振付家・ダンサーとして活動しているVU NGOC KHAIはホーチミンを拠点にしており、それぞれの地域でのダンス活動を紹介し、みなさんと意見交換・交流するためのテーブルです。
世田谷パブリックシアター「こどもプロジェクト」紹介
• テーブル
• ホスト:清水幸代(世田谷パブリックシアター 制作)
• 言語:日本語
2014年からスタートする「こどもプロジェクト」。公演事業やワークショップを連動させて、複合的にプログラムを構成していきます。事業内容の紹介と、今後の連携の可能性などについて意見交換の場を持ちます。公共劇場の担当者、子ども向けプログラムに興味のあるアーティストの方などご参加ください。
国際交流基金の舞台芸術事業について
• テーブル
• ホスト:松本健志(国際交流基金 文化事業部 米州チーム 課長補佐)
• 言語:英語
国際交流基金は、日本の公的国際文化交流機関として、世界全地域を対象に広汎な文化交流事業を行なっています。このミーティングでは、当基金が、日本の優れた舞台芸術を海外に紹介するために取り組んでいる、公演団の派遣、海外公演事業に対する助成、WEBサイトを通じた情報発信などの活動をご紹介します。
12:50–13:20
あうるすぽっとの事業紹介
• ルーム
• ホスト:岸正人(あうるすぽっと 劇場支配人)、ヲザキ浩実(あうるすぽっと 制作統括/チーフ・プロデューサー)
• 言語:日本語・英語通訳あり
単なる地域公立劇場の枠にとどまらず、ユニークな事業を発信し続けているあうるすぽっと。障碍者への普及、地域社会への取り組み、若いアーティストの発掘など、ごく基本に忠実な使命をいかに先鋭的なプロダクションへと発展させるのか。劇場理念と共に、他地域でも上演可能な代表的な事業をご紹介します。国内外劇場の方、将来公立劇場で働きたい方、ご参加ください。
セゾン文化財団のレジデンスプログラム ヴィジティング・フェロー
• テーブル
• ホスト:稲村太郎(セゾン文化財団 プログラム・コーディネーター)
• 言語:英語
1994年に東京・江東区にオープンしたセゾン文化財団が運営する森下スタジオを拠点に、海外のアーティストやアーツ・マネジャーとした滞在型の芸術創造支援プログラムや滞在型の日本の芸術文化の研究支援プログラムを実施しています。日本でのレジデンスプログラムにご関心のある方、どうぞご参加ください。
「ままごと」小豆島滞在記
• テーブル
• ホスト:宮永琢生(ままごと|ズキュンズ)
• 言語:日本語
日本の劇団「ままごと」(主宰・柴幸男)が、「瀬戸内国際芸術祭」に参加するため、2013年春夏秋に小豆島で長期滞在創作を行ない、現地での《関係》から生まれた作品を発表してきた経験から、国際芸術祭やアートの枠組みにおける「演劇」の可能性について話していきたいと思います。
四国・愛媛の劇場の現状とこれから
• テーブル
• ホスト:山本清文(シアターねこ スタッフ)
• 言語:日本語
愛媛県松山市の民間劇場『シアターねこ』(およそ80名収容)と、2015年春、愛媛県新居浜市の新居浜駅前にオープン予定の『総合文化施設』(美術館、小ホール[250席]、太鼓台ミュージアム、にいはま文化の展示など)の運営をたたき台に、地域の劇場の現状/問題を共有/発見し、解決出来るような企画立案/事業運営の可能性について語り合える場に出来たらと思っています。 また、地域の劇場での上演・ワークショップ・滞在創作活動をされている劇団/カンパニーの方とも出会える機会になれば嬉しいです。
プロジェクト「話し言葉の百科全書」のパフォーミングアート作品紹介
• テーブル
• ホスト:ジョリス・ラコスト(演出家)、マルク・ペレネス(マネージャー)
• 言語:英語
「話し言葉の百科全書」は、2007年にジョリス・ラコストが立ち上げた、アーティスト集団によるプロジェクトです。話し言葉を、その特徴に応じて分類し、あらゆる録音物を収集しています。さらに、集められた録音物をもとにして、サウンド作品やダンス・演劇、パフォーマンス、講演会、インスタレーション、ゲームなどを制作・発表しています。2月13日・14日には国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2014にて、本プロジェクトの作品のひとつである『コラール』が上演されます。『コラール』は、演出家ジョリス・ラコストと、アゴラ企画・こまばアゴラ劇場/青年団との初コラボレーション作品で、2015年にはこのコラボレーションを発展させ、ジョリス・ラコストが多国籍の俳優による多言語での『Suite n°2』をクリエーションする予定です。
13:30–14:00
KAAT神奈川芸術劇場 海外向けプロジェクト
• ルーム
• ホスト:伊藤文一(劇団地点×KAAT作品)、石井宏美(邦楽ワークショップ「お話に音をつけよう」)
• 言語:日本語・英語通訳あり
KAAT神奈川芸術劇場は開館4年目を迎えますが、数あるKAATの事業の中から、今回は海外向けにツアーが可能なプロジェクトを2件ご紹介します。海外のプレゼンターの方々ぜひご参加ください。
劇団子供鉅人のツアー演劇について
• テーブル
• ホスト:益山貴司(劇団子供鉅人 劇作家・演出家)
• 言語:日本語・英語通訳あり
2013年春に劇団子供鉅人が開催した『コノハナアドベンチャー2』。この作品は、舞台を大阪府の此花区梅香地区という街におき、その中を観客と一緒に移動したり、街の中にある空物件を利用し繰り広げる、ツアー演劇作品です。街並みや、そこに暮らす人々を借景とした物語が立ち上がるまでの制作方法、観客の反応、公演終了後の効果などの紹介、さらに2014年6月に開催が決定しているツアー演劇の第2弾、大阪の川を舞台とした『クルージングアドベンチャー』の紹介をします。
JakArtの活動とヴィジョンについて
• テーブル
• ホスト:Ary Sutedja(JakArt Foundation 設立者/Jakarta International Arts, Cultural, and Educational Festival)
• 言語:英語
このテーブルではJakArtのご紹介をします。JakArtでは、創造力は人間性の核を成すものであり、芸術の振興は社会の発展だけでなく人間の向上にも寄与すると考え、文化交流の重要性を常に強調しています。2001年以来、JakArtは6つのフェスティバル(4つはジャカルタで、2つは移動フェスティバル)を開催し、4大陸の175都市で10本の主要作品を上演しています。2002年にはUNESCOの後援を受け、2004年にはシンガポール・アーツ・フェスティバル、中国上海国際芸術祭、香港藝術節とともにAAPAF(Association of Asian and Pacific Arts Festivals)を立ち上げました。近年のプロジェクトに、インドネシア全域の100都市をツアーする「ASAH」があり、これまでに51都市で71作品を上演しています。
アーツコミッション・ヨコハマの助成制度について
• テーブル
• ホスト:池尻美紀(ヨコハマ創造都市センター[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団] ACYコーディネーター)
• 言語:日本語
ヨコハマ創造都市センターは、横浜でのアーティストやクリエーターの活動を促進するため、アーツコミッション・ヨコハマ事業において、助成制度による芸術文化支援を行なっています。主に、横浜で芸術文化活動を実施することへの助成、横浜にて事務所やアトリエを開設する方を対象とする助成などを行なっています。助成制度の概要、申請方法のご説明をさせていただくほか、横浜での芸術文化活動に関して情報交換をさせていただく予定です。横浜での活動をご検討の方は是非ご参加ください。
14:10–14:40
日本最大級の舞台芸術のアーティスト・イン・レジデンス施設がオープンします(2014年4月)
• ルーム
• ホスト:西山葉子(城崎国際アートセンター プログラム・ディレクター)
• 言語:日本語・英語通訳あり
舞台芸術のためのアーティスト・イン・レジデンス施設が日本屈指の温泉地、城崎(兵庫県豊岡市)にオープンします。最大で1000人収容の大ホール、6つのリハーサル・スタジオ、28名分のレジデンスを備え、国内外の舞台芸術活動を支援します。稽古に集中しつつ温泉で癒されたい実演家の皆様、国際共同製作などをご検討で費用を節約したいプレゼンターの方、学会やシンポジウムの開催地をお探しの方、2014年下半期の公募プログラム(宿泊費、施設使用料が0円!)にぜひご応募ください。
芸術団体の法人化を考える!
• テーブル
• ホスト:片山正夫(セゾン文化財団 常務理事)
• 言語:日本語
芸術団体が、社会からの支援を受けつつ、創作活動や公演活動を続けていくためには、契約など法律行為の主体として認められる法人として活動することが、これから益々求められていくでしょう。ここでは、芸術団体の活動に相応しい法人格の選択肢について話し合います。
ソッサイ・パントゥムゴモン劇場:芸術的出会いのためのパフォーミング・アーツ・スペース
• テーブル
• ホスト:Piyawat Thamkulangkool(ソッサイ・パントゥムゴモン劇場 演劇プロジェクトマネージャー・プロデューサー/チュラロンコン大学演劇学科 講師)
• 言語:英語
このテーブルは、タイでの上演に興味を持ち、バンコクの観客に向けて公演やワークショップのための会場を探している演劇/ダンスグループに向けたものです。ソッサイ・パントゥムゴモン劇場は、バンコク中心部に位置するチュラーロンコーン大学芸術学部演劇専攻のブラックボックス・シアターで、小中規模のプロダクションに最適な設備を備えています。2011年6月に、学部40周年記念公演『マクベス』とともにオープンしました。年次公演・学生公演・ワークショップ開催のほか、ティム・クローチ『An Oak Tree』、平田オリザ・石黒浩によるアンドロイド演劇『さようなら』(日本以外のアジア初演)、Protein Dance『LOL(Lots of Love)』東南アジア初演、コンドルズ『GRANDSLAM』(海外初演)などの海外作品を上演しています。
日韓フェスティバル <Festival Bo:m in Yokohama>について
• テーブル
• ホスト:李丞孝(フェスティバル・ボム 芸術監督)
• 言語:日本語
Festival Bo:m in Yokohamaを2014年4月4~6日に開催します。フェスティバル・ボム(Festival Bo:m)は、毎春、韓国のソウルを中心に、多種多様な空間で公演や展示などのイベントが行われる韓国最大の多元(ダウォン)芸術祭です。2007 年に始まって以来、第8回目を迎える今年は、2014 年3月14日から4月13日まで開催される予定です。 舞台芸術、視覚芸術、音楽、メディアアートなど、芸術の全ジャンルをまたぐダウォン芸術祭を標榜するフェスティバル・ボムは、今まで数々の最先端の作品を制作及び紹介しながら、韓国と世界を繋げる国際交流のプラットフォームとして機能してきました。 今年は更に、ソウル・横浜・釜山の3都市で同時開催するという大胆な企画に挑み、日韓を結ぶ新たなコミュニケーションの場を作ります。
14:50–15:20
仮想世界におけるダンス
• ルーム
• ホスト:Inarra Saarinen(Ballet Pixelle)
• 言語:英語、日本語通訳あり
Ballet Pixelle はヴァーチャル/フィジカルなダンスと混合的現実を模索するダンス・カンパニーです。世界中のダンサーたちがヴァーチャル・リアリティの世界にログインし踊り、時には現実世界のダンサーたちとともに踊ります。ログインしているダンサーたちと共に、参加者のみなさんとのリアルタイムでのインタラクションの中でのレクチャー/デモンストレーションを行ないます。
パーソンズによる中高生に向けた軽音楽ワークショップ
• テーブル
• ホスト:渡邉貢(有限会社ゾイコーポレーション 代表取締役)
• 言語:日本語
アニメ「けいおん!」の影響も手伝い、高校生を中心とした軽音楽やバンドへの興味は大きく、部活動も人気を集めています。しかし吹奏楽等と異なり指導方法が定まっておらず、指導者不在も多く見受けられます。そこで公共文化施設と地域の学校を結びつける音楽交流プログラムとして、プロのミュージシャンによる指導と交流により、技術面だけでは無く、より音楽への興味を深め、また演奏を楽しむ新たな軽音楽WSを企画しました。
アトリエ所有は現実的? 非現実的?
• テーブル
• ホスト:田嶋結菜(地点 制作)
• 言語:日本語
演出家・三浦基率いる劇団「地点」は、2013年7月にアトリエ「アンダースロー」を開場しました。アトリエ開設に至った経緯や運営方法を具体的に紹介しながら、カンパニーがアトリエを所有する可能性と意義について参加者の皆さんと共に考えたいと思います。
Kakiseniの旅 — マレーシアのアートの戦士を探して
• テーブル
• ホスト:Low Ngai Yuen(Kakiseni 代表)
• 言語:英語
このテーブルでは、マレーシアの舞台芸術中間支援団体Kakiseniの活動やビジョンをご紹介します。Kakiseniは、芸術と学校・大学における文化教育モデルの確立を通して、創造力と革新へのアクセスを推進しています。また、国や地域で舞台芸術を振興するプラットフォームとして活動し、コンテンツ製作、資金調達、新しい作品やアーティストの発展に関わる人々を支援しています。毎年マレーシアでの最高の達成に贈られるCameronian Arts Awards、スキルの交流とコラボレーションのためのInternational Arts Exchange Programも実施。2013年には、人々に直接アートに触れてもらうため、国内で最も賑やかなショッピング・モールにブラック・ボックスを建て、世界中から選ばれた512名のアーティストの作品をノン・ストップで紹介しました。
15:30–16:00
批評/ドラマトゥルク/メディアの可能性
• ルーム
• ホスト:藤原ちから(編集者/BricolaQ 主宰/『演劇最強論』著者)、山崎健太(演劇研究/批評)、落雅季子(BricolaQ/劇評家)
• 言語:日本語・英語通訳あり
アーティスト/制作者/観客たちにとって、紹介記事やインタビューは公演単位の前パブ(事前広告)に使われることがほとんどであり、批評もまた作品単位の良し悪しに終始しているのが現状に思えます。そうした短期的な目線に流されるのではなく、長期的なスパンで創作活動に《伴走》していくような批評、あるいは作り手の想像力を喚起する同伴者・助言者としてのドラマトゥルク、そして彼らや作り手自身の言葉が行き交う《場》としてのメディアの可能性を提案します。
ITIの活動紹介2014 国際演劇年鑑、レクチャー・シリーズ、高校生劇評グランプリ
• テーブル
• ホスト:曽田修司(公益社団法人国際演劇協会日本センター 常務理事・事務局長)
• 言語:日本語
ITI日本センターの2014年の活動を紹介するとともに、ITI各国センターとのつながりやITIが提供出来るリソース(世界各国の演劇事情などの実用情報、人脈など)をどのように活用していけるかについて、舞台制作に携わっている方たちから広くアイデアを募集します。
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の助成プログラムについて
• テーブル
• ホスト:吉野律(アジアン・カルチュラル・カウンシル 日本オフィス ディレクター)
• 言語:日本語・参加者の状況により英語通訳あり
アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)は、アメリカとアジアにおける芸術家や芸術の専門家の国際交流を支援するアメリカの財団です。1963年の設立以来、日本の多くのヴィジュアル/パフォーミングアート分野の専門家に、アメリカや日本以外のアジア地域での調査、研究、勉強の機会を提供してきました。これまでの助成金支給の事例とともに、ACCの助成金プログラムの特徴、申請のポイントなどをご紹介します。
Korea Arts Management Service(KAMS)の国際交流プログラム
• テーブル
• ホスト:Yena KANG(Korea Arts Management Service 国際発展部 スタッフ)
• 言語:英語
Korea Arts Management Service(KAMS)は、さまざまな地域との独自の国際交流ストラテジーを構築し、国際的パートナーとの協力的ネットワークを通した交流において、芸術の価値を高めています。Performing Arts Market in Seoul(PAMS)はKAMSの主要プログラムのひとつで、2014年には中国、香港、マカオ、シンガポールの舞台芸術シーンにフォーカスします。日本を含む東北アジアは2015年のPAMSでフォーカスされる予定です。KAMSはまた、舞台芸術のプロフェッショナルの国際的活躍を促進し、ネットワーキングの機会を拡大する「KAMSコネクション」プロジェクトも運営しています。KAMSはアジアのパートナーとなる団体を探しています。
私のアートの方法論
• テーブル
• ホスト:グー・タオ(寅子小劇場)
• 言語:英語
黄桷坪(Huangjueping)は中国南西部の造形芸術の発祥の地であり、なかでも、絵画と彫刻が盛んに創作されているところです。私はその地で10年間造形芸術を修練しました。大学を卒業し、自由に創作活動ができるようになったとき、個人のアートクリエイションにおいて、伝統的な創作方法の制約や局限を強く感じたのです。「シアターアートスペース」を設立し運営を始めたとき、「舞台芸術」という概念に対しては、未知でありかつ疑問も抱いていました。そのため、様々なアートクリエイションのスタイルについて、思考と理解をするようになり、また、社会美学の歴史的背景をも深く理解するに至ったのです。これらのプロセスを、私は「舞台芸術」を出発点とした「ソーシャルリサーチ」と定義するのです。