Photo: Heli Sorjonen

Race Horse Companyは、妥協のない、パーソナルで全く新しいコンテンポラリー・サーカスを作り出したいというPetri Tuominen、Rauli Kosonen、Kalle Lehtoの欲求から2008年に生まれたカンパニーです。荒削りながら的確なパフォーマンスの根底には、カオスの美学、ユーモア、サプライズがあります。問いを弄するのではなく、観客に哲学と思考を委ねるサーカスにアプローチ。設立当初からツアーを積極的に行なっており、世界中を踏破することを目指しています。

 

Race Horse Company
フィンランドのヘルシンキを拠点とする。Circo Aereoとの共同制作による第1作『Rusty Road Circus』(2009)は、2009年夏にフィンランド、スウェーデン、ラトビア、リトアニアで40回以上上演された。次作『Petit Mal』に向けた作業は2008年夏に始まり、2010年3月にハメーンリンナ(フィンランド)の劇場Verkatehdasで初演された。『Petit Mal』はJeunes Talents Cirque Europe 2010で151プロジェクトの中からファイナリストに選ばれ、以来12カ国で140回以上上演。ヨーロッパ、北米、オーストラリアをツアーし、アジアツアーも予定。フィンランドサーカスにおける革新と業績に対し、2011年にCircusInfo Finlandの「Sirkuksen Lumo」賞を授与された。