ディスカッション

2011年8月に開催された関連企画「TPAMiYサマーセッション」に引き続き、「3/11以降」の舞台芸術に焦点を当てた議論を、アジアおよび世界からの「外側の視点」を交えて深めます。Next(有限会社ネビュラエクストラサポート)による舞台芸術制作者向けのディスカッションも開催。

2月17日(金)10:00–12:00
ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
TPAMディレクション ディレクターズ・トーク
スピーカー:
中村茜(株式会社プリコグ代表取締役/NPO法人ドリフターズ・インターナショナル理事)、小倉由佳子(アイホール[伊丹市立演劇ホール]ディレクター)、大平勝弘(STスポット 館長)、野村政之(こまばアゴラ劇場 制作)、丸岡ひろみ(国際舞台芸術ミーティング in 横浜 事務局)
モデレーター:橋本裕介(KYOTO EXPERIMENT プログラム・ディレクター)

2月18日(土)10:00–12:00
ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
*パスなしでもご入場いただけます(無料)。
制作者のスキルとは何か、報酬は何に対して発生するのか
企画進行:Next(有限会社ネビュラエクストラサポート)

2月18日(土)16:30–18:30
ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
*パスなしでもご入場いただけます(無料)。
東日本大震災から約1年、これからも必要とされるアートのちから―いわき・アリオス、仙台・ARC>Tの活動から
http://setagaya-pt.jp/workshop/2012/02/1_2.html
スピーカー:
前田優子(いわき芸術文化交流館アリオス 企画制作課)、千田みかさ(Art Revival Connection TOHOKU 事務局)、すずきこーた(演劇デザインギルド/世田谷パブリックシアター ファシリテーター)、柏木陽(NPO法人演劇百貨店/世田谷パブリックシアター ファシリテーター)
モデレーター:矢作勝義(世田谷パブリックシアター 劇場部 教育開発課)
主催:公益財団法人せたがや文化財団、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2012 実行委員会
企画:世田谷パブリックシアター

2月19日(日)12:00–14:00
ヨコハマ創造都市センター(YCC)3F
*19日有効のTPMAパスのない方は、入場料\500(当日受付のみ)。
原子力発電所の「事故」とは何か パート2
「原発というスムーズ・クリミナル ~ もうがまんできない」

昨夏開催した「TPAMiYサマーセッション」では、東京電力福島第一原子力発電所の事故について、 技術の視点からのセッションを行ないました。引き続きこのテーマを別の角度から取り上げます。

スピーカー:


高橋健太郎(音楽評論家/音楽プロデューサー/NPO APAST理事)
 音楽評論家、音楽プロデューサー、音楽配信サイトototoyプロデューサー、NPO APAST理事。1956年東京生まれ、一橋大学社会学部卒。1982年に訪れたジャマイカ旅行後、本格的に音楽評論を始めた。1991年に評論集『音楽の未来に蘇るもの』を発表(2010年『ポップミュージックのゆくえ』として再刊)。2004年、著作権法の改定に反対してシンポジウムなどを行ない、国会に参考人招致される。2007年、柏崎刈羽原発の再稼働に反対し、坂本龍一氏らと「おやすみなさい、柏崎刈羽原発」の署名運動を行なう。


安冨歩(東京大学東洋文化研究所 教授)
 経済学がなぜかくも非現実的なのか、という問から出発し、理論経済学・東アジア史・力学系・理論生物学・人類学・環境問題・黄土高原でのフィールドワークなどを遍歴し、サイバネティックスと東洋思想との重要性とその本質的関係に気づく。現在は、人々が生きるために自らの魂を脱植民地化する上で役立つ新たな学問としての「社会生態学」の創設を目指している。近著に『生きる技法』『原発危機と「東大話法」―傍観者の論理・欺瞞の言語』。

スピード・ネットワーキング

2月16日(木)– 18日(土)11:30–13:00
BankART Studio NYK 2F

国内外のプレゼンターやフェスティバルのディレクターと10分交代制で1対1のミーティングができるプログラム。TPAM in Yokohamaの参加者同士がネットワークを広げる機会です。

*対象:プレゼンテーション・プログラム出展者、TPAMショーケース出展者、1-Weekパス参加者
*要予約。事前にご予約フォームをお送りします。

参加プレゼンター(2月1日現在)
Alberto Ligaluppi (Director General, Complejo Teatral de Buenos Aires, Argentina)
Alvin Tan (Artistic Director, The Necessary Stage Ltd., Singapore)
Bilqis Hijjas (Dance Programme Director, Rimbun Dahan, Malaysia)
Cheng Duanzi (Independent Dancer & Choreographer, Performing Arts Event Organizer, China)
Christophe Slagmuylder (Director, Kunstenfestivaldesarts, Belgium)
Hoong Ian Chow (Group Theatre Manager, Kuala Lumpur Performing Arts Centre, Malaysia)
Jeannie Park (Executive Director, Padepokan Seni Bagong Kussudiardja, Indonesia)
Jitti Chompee (Director, 18 Monkeys Dance Theatre, Thailand)
Kenesei Edina (Curator of International Affairs, National Theater, Hungary)
Maria Malkina (Deputy Director General, Chekhov International Theatre Festival, Russia)
Nevenka Koprivšek (Artistic Director, BUNKER, Slovenia)
Ngo Thanh Phuong (Choreographer/Program Director, Vietnam)
Pavla Petrova (Director, Arts and Theatre Institute, Czech Republic)
Tran Ly Ly (Instructor, Ho Chi Minh City School of Dance, Vietnam)
Yoahen Kim (Producer, Doosan Art Center, Korea)
蔭山陽太(神奈川芸術劇場 支配人)
近藤恭代(金沢21世紀美術館 チーフ・プログラム・コーディネーター)
相馬千秋(フェスティバル/トーキョー プログラム・ディレクター)
竹下暁子(山口情報芸術センター[YCAM]パフォーミングアーツ企画制作)
中冨勝裕(横浜赤レンガ倉庫1号館)
橋本裕介(KYOTO EXPERIMENT プログラム・ディレクター)
藤田直義(高知県立美術館 館長)
矢作勝義(世田谷パブリックシアター 教育開発課)

Petit coin de France/アーティスト・サロン

アーティスト・サロンは、フランスにおいてめざましい活躍をしている演出家や振付家が、その活動やプロジェクトを紹介するミーティングの場です。
日本のみならず世界中から来日するプロデューサーのみなさまは、アーティストやマネージャーと直接出会い、交流することができます。 ご希望に応じて、作品の抜粋映像などをご覧いただくこともできます。
「Petit coin de France(フランスの片隅)」という名のついた、うちとけた雰囲気のこのサロンにご参加いただく場合は、13時半までに会場にお越しください。
小さなグループで、アーティストのテーブルをひとつずつまわっていただきます(所要時間は約2時間です)。

日時:2月17日(金)、18日(土)13:30-15:30
会場:ヨコハマ創造都市センター(YCC)1F カフェスペース
主催:フランス芸術振興会(Onda Office national de diffusion artistique)、東京・横浜日仏学院、国際舞台芸術ミーティング in 横浜 2012 実行委員会
協力:アンスティチュ・フランセ